大韓航空(KE)のマイレージプログラム改悪はなくなりました

2019年12月、大韓航空(KE)のマイレージプログラム「スカイパス」が、特典チャートの大幅な切り下げを含む大きな変更を行うことが発表されました。
韓国は変更に際して事前通知が必要という厳しい規定があるため、2021年4月に変更がされるとされていました。
その後、2021年1月、KEは切り下げを2年延期し、2023年4月1日までと発表しました。
そして4月を迎える数週間前、新しいスカイパス・プログラムの実施を中止し、現行のプログラムを変更せずに維持することを発表しました。
KEマイレージの改悪はもうないのか?
少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
KEマイレージはどうなるのか
明示されているわけではありませんが、新しい日付が示されていないことから、この変更を実施する計画がもうないかのようにも読み取れます。
おそらく、KEが将来的にこれらの変更を行おうとする場合、再び事前の告知が必要になるでしょう。
KEとアシアナ航空(OZ)は合併の過程にあり(現在、規制上の課題をクリアして2024年の契約終了を目指しています)、もしかしたら、合併後の航空会社のために新しいプログラムが作られるまで、このプログラムをそのまま維持する計画なのかもしれませんね。
かつてKEマイレージは、KEやサウディア(SV)、中国東方航空(MU)など、複数のスカイチーム航空会社のファーストクラス予約ができたのですが、最近はファーストクラスの空席を基本的にゼロにしてしまったようです。
以前は、KEのファーストクラス特典席は、1便に最低1~2席あったのですが、今はA380の1年前を見ても、ファーストクラスの特典席はありません。
そうなるとKEマイレージは使い道がほぼなく、自社マイレージでもファーストクラス予約ができないとなると持っていてもほとんど役に立たないものとなってしまい、マイレージプログラムがどう変更されても関係ない、ということになりそうです。
まとめ
KEの公式発表はこちらです。
https://www.koreanair.com/jp/ja/footer/customer-support/notice/2303-newskypass
KEのマイレージを持っている人はそもそもあまり多くないかもしれないですが、KEはまだ、エアバス A380とボーイング B747を運航しています。
これらのファーストクラスに搭乗できるのであれば、貯めてみる価値はあるのかもしれません。
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