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ロンドンシティ空港(LCY)で液体の機内持ち込みが可能になります

ロンドンシティ空港(LCY)で液体の機内持ち込みが可能になります

先日、イギリスの空港において手荷物として持ち込める液体の100ミリリットル以下という制限が徐々になくなるということを記事にしました。

Screenshot

イギリスの空港で、液体の持ち込みが可能になります(2024年予定)

イギリスの空港で、液体の持ち込みが可能になります(2024年予定)

この制限が、まずロンドンシティ空港(LCY)から無くなります。
 
どのようなルールになるのか、お伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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LCYが変わる

ロンドン・シティ空港(LCY)は、イギリスの主要空港として初めて100ミリリットルの液体物持ち込み規定を撤廃し、同空港から出発する乗客は2リットルまでの液体物を手荷物に入れることができるようになりました。
 
また、空港でのセキュリティチェックのために、ノートパソコンや電子機器、化粧品などのアイテムを手荷物から取り出す必要もなくなります。
 
これにより、乗客の利便性が向上し、保安検査が合理化されることで、空港では1時間あたり約30%多くの乗客を処理できるようになると、関係者は期待しています。
 
2006年から実施されている100ミリリットルルールの廃止は、旧式のセキュリティスキャナーを新世代のハイテクC3スキャナーに交換したことに伴うもので、これによりセキュリティはあらゆる角度から旅行者のバッグを徹底的に検査することができるようになります。
 
今後2年間で、イギリスの主要空港は、政府が2024年6月を期限とするスクリーニング機器のオーバーホールに続いて、徐々に追随していく予定です。

LCYがイギリス初ではない

イギリスにおいて100ミリリットルの制限を初めて撤廃したのは今回のLCYではなく、2023年3月にイングランド北部のティーズサイド空港(MME)が1番目です。
 
MMEに続き、国内で2番目にアップグレードされたセキュリティ・スクリーニング手順を実施する空港となります。
 
ちなみにMMEにはKLMオランダ航空(KLM)が就航しています。
 
100ミリリットル液体ルールは、大西洋横断テロ計画の失敗を受けて、2006年にイギリスで初めて実施されました。
 
イギリス警視庁が摘発した液体爆弾計画は、アメリカとカナダに向かう航空会社の機内で液体爆弾を爆発させるというものでした。

LCYでは2023年3月の1カ月間で30万人が利用し、最も人氣のある目的地はアムステルダム(AMS)、エディンバラ(EDI)、チューリッヒ(ZRH)でした。
 
ヒースロー空港(LHR)のターミナル3、ガトウィック空港(LGW)、バーミンガム空港(BHX)など、大きな空港でも新しいスキャナーの試験が行われており、この動きは旅行の新時代の幕開けを告げるものです。

まとめ

イギリスの空港を利用する旅がより簡単になり、空の旅そのものがより快適なものになるのはとても良いことだと思います。
 
既にAMSではパソコンを取り出さなくて良くなっていますし、羽田空港(HND)でも一部パソコンの取り出しが不要になっています。
 
イギリスの後に乗り継ぎさえなければ、日本発の日本航空(JL)フライトで例の焼酎を購入して、イギリスタッチで手荷物で持って、更に帰りのJL便でも購入して帰国、ということも理論上可能になりますね 😀

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