キンプトンのインナーサークルステータスとは

IHGのホテルブランドの一つ・キンプトンのポイントプログラムは2018年初めにIHGロイヤリティ・プログラムに統合されました。
ですが、キンプトン・インナーサークルステータスはIHGワンリワード・プログラム内にまだ存在しています。
インナーサークルステータスとはどのようなステータスなのか、IHGダイヤモンドステータスとは何が違うのか、解説します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
インナーサークルステータスとは
キンプトンのインナーサークルは、キンプトンのホテルやレストランで特典を受けられる招待制のステータスです。
他のIHGエリートステータスとは異なり、キンプトンインナーサークルの資格要件は公表されていません。
また、インターコンチネンタル・アンバサダー会員とは異なり、キンプトン・インナーサークルステータスを購入することはできません。
キンプトン・インナーサークル・メンバーシップについて知っておくべきことを、招待状の入手方法を含めてご紹介します。
キンプトンのインナーサークルに招待を受けるには、2つの条件を満たす必要があります。
まず一つは、IHG One Rewardsのダイヤモンドエリート会員であること。
これが一つ目の条件ですが、IHGはキンプトン・インナーサークルの具体的なロイヤリティ基準を公表していません。
ですが、キンプトンのホテルに滞在する頻度や、キンプトンのホテルでの利用額に応じて、資格が与えられるものと考えられています。
キンプトン インナーサークルの特典
キンプトンのインナーサークルに招待されると、IHGの全ブランドでダイヤモンドエリート特典を受けられ、キンプトンのホテルに宿泊の際はダイヤモンドエリート特典とインナーサークル特典を受けられます。
インナーサークルアメニティ
滞在中、部屋のアメニティとしてお好きなスナックとドリンクが用意されます。
各ホテルでは、好みに合った軽食や飲み物を提供できるよう最善を尽くされます。
Chef’s taste
キンプトン加盟レストランでディナーを取ると、Chef’s tasteを無料で楽しむことができます。
Chef’s tasteは通常、小さな前菜かデザートです。
キンプトンに宿泊しなくても、Chef’s tasteを楽しみながらディナーを楽しむことができますが、インナーサークル会員であることをレストランスタッフに伝える必要があります。
キンプトン・インナーサークル・フリーナイト
インナーサークル会員は、過去12ヶ月間に3軒以上のキンプトンホテルに宿泊した場合、毎年1回、新しい無料宿泊券獲得します。
会員は、空室状況や施設の判断に基づき、北米の一部のキンプトンホテルで新しい無料宿泊券を利用できます。
新しいホテルの無料宿泊は客室料金をカバーしますが、付随的な料金、税金、手数料は支払う必要があります。
1カテゴリールームアップグレードの保証
キンプトン・インナーサークルメンバーは、キンプトン・ホテルにチェックインする際、予約した客室タイプより1カテゴリー上のアップグレードを保証されます。
すべての客室タイプが同価格のキンプトンホテルに宿泊の場合、より良いロケーションの客室を案内されます。
この特典には、プレジデンシャルスイート、スペシャリティスイート、2ベッドルーム以上のスイートへのアップグレードは含まれません。
また、IHGマイルストーンリワードプログラムで獲得したスイートルームへのアップグレードを利用する場合、インナーサークルのステータスにより、チェックイン時に客室を追加アップグレードすることはできません。
まとめ
キンプトン・インナーサークルステータスは、キンプトンの施設でのみ特典が提供されます。
提供されるすべての特典とベネフィットを考えると、IHG(特にキンプトン)へのロイヤリティは価値があるかもしれません。
結局キンプトンにお金を落とさなければいけないので日本だと新宿のキンプトンに住むくらいの頻度で宿泊しなければいけませんが、自分はせっかくお金を落とすならアコーのリミットレスステータスを目指してみたいですね。