ラクナム・パークがアコーの新ブランド「エンブレムズ・コレクション」に参加へ

イギリス・バース近郊にある高級ホテル「ラクナム・パーク(Lucknam Park)」が、アコーのロイヤリティプログラム「ALL – Accor Live Limitless」に参加することが発表されました。
全42室を擁するこの歴史あるラグジュアリーホテルは、アコーの新ブランド「Emblems Collection」の初の加盟ホテルにもなります。
Emblems Collectionとは
この「Emblems Collection」は、ヒルトンの「LXRコレクション」やマリオットの「ザ・ラグジュアリー・コレクション」に相当するもので、独自性を保ちながらも、グローバルブランドの販売ネットワークを活用できる”コレクション型”のラグジュアリーブランドとして展開されます。
Emblems Collectionは「アコーで最も特別なブランド」と位置付けられています。
この新ブランドは、次の3つのカテゴリーを柱としています。
* 歴史ある邸宅(Heritage Mansions)
* 個性豊かなデザインホテル(Signature Design Properties)
* ウェルネスを重視したリトリート施設(Wellness Retreats)
客室面積は最低40平方メートルが求められるとも言われていますが、特に歴史的建造物ではこの条件を満たすのが難しい場合もありそうです。
2025年6月現在までに10軒のホテルが参加を予定しているとされており、ラクナム・パークはイギリスで唯一の加盟予定ホテルです。
Emblems Collectionは2021年に発表されたブランドで、当初は中国のホテルが第1号として開業する予定でしたが、それは実現せず、結果としてラクナム・パークが初の営業開始ホテルとなる見通しです。
今後の加盟予定ホテルですが、
* ギリシャのElatos Resort : リニューアルと拡張工事ののち、2026年に加入予定
* イタリアのHotel Bellevue(コルティナ・ダンペッツォ) : 既存建物のコンバージョンにより、2026年後半に開業予定
ラクナム・パークは、ミシュラン星付きレストラン、乗馬センター、広大な敷地(約500エーカーの整備されたパークランド)を備えており、ラグジュアリートラベラーにとって注目すべき存在です。
2025年6月現在は高級ホテル団体「ルレ・エ・シャトー(Relais & Châteaux)」に加盟していますが、アコーへの移行後もその関係が継続されるかはまだ明らかではありません。
まとめ
これまで宿泊したイギリスのアコーブランドホテルはいくつかありますが、ロンドンヒースロー空港(LHR)近くのフェアモントも素敵なところでした。
イギリスには他にも宿泊したいホテルがいくつかありますが、このラクナムパークもいつか宿泊してみようと思います。