アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

マリオットのポイント販路拡大から考えること

マリオットのポイント販路拡大から考えること

2022/3/23まで、マリオットがポイント購入で最大50%ボーナスを獲得できるキャンペーンを行っています。
 
そしてマリオットは航空会社と同様、専用ページだけでなく、予約の際にポイントを購入できるようにするようです。
 
そうすることで、ポイントを販売する機会を増やすことができるわけですが、さらにマリオットは、購入できるポイント数の上限を増やしました。
 
ポイントを購入できる機会が増えたのは一見良さそうですが、ちょっと立ち止まって、ポイントが氣軽に購入できるようになると何が起きるか、考えてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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マリオットポイントの単価とその価値

今回のキャンペーンで100,000ポイントをUSD1,250で購入すると、150,000ポイントになり、1ポイントあたりのコストはJPY0.9くらいとなります。
 
大きな滞在の特典のために、ちょっと買い足すような場合や、特に高価な宿泊で、1ポイントあたりJPY1以上の価値がある場合には、積極的に購入しても良いでしょう。
 
マリオットが50%より大きなボーナスを実施するのは非常に稀です。

ポイント購入について

マリオットでは、会員が購入できるポイントを100,000ポイントに制限していますが、この制限は、単独での購入と特典の予約過程で購入されたものに別々に適用されます。
 
購入の際のボーナスとして付与されるポイントは、この上限にカウントされません。
 
ポイントをたくさん持っている人たちは、買い足すのに最適な機会となるでしょう。
 
別の言い方をすれば、ポイントが好きな人が最も購入する可能性が高く、特定のポイントの「ファン」は、そのポイントによりお金をかける傾向にある、ということです。
 
今回マリオットが開始した、「予約の際のポイントを買い足すことができる」という機能は、宿泊を予約しようとするユーザーに対してポイント購入を促すという、まさにその瞬間にポイントを見ているアプローチできる最も購入しやすいタイミングなのです。
 
これでついつい、ポイントを購入して少し上のクラスの部屋タイプを予約しようかな、なんてことになってしまったらもう、完全にマリオットの思う壺ですね。

まとめ

ポイントの販売機会が増えるということは、それだけポイントを保有する人が多くなる、ということです。
 
それはつまり、ポイントのインフレを呼び、ポイントの価値がどんどん下がり・・・1ポイントの価値がJPY0.1以下になる、なんていう日が来るかもしれません。
 
そして、マリオットがこういったシステムを開始するということは他のホテルチェーンも追随するでしょう。
 
せっかく貯めたポイントがほとんど価値を見出せない、ということにならないよう、ポイントもマイレージも
 
パッと買ってサッと使う
 
を徹底していこうと思います。
 
また、どれだけポイントの価格と宿泊の価格の間の歪みが是正されようとも、必ずどこかに歪みは存在します。
 
世界中からそれを見つけて、本当に必要とする方々へ提供するのが、一歩先を行く旅人としての自分の役割なのかな、とも思っています。
 
という訳で、語学の勉強を重ねてもっと旅に出ようと思います。
(締めはマリオットでもなんでもなくなっちゃいました)

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