ホテルのミニバー問題

ホテルに備え付けられているミニバーを見ると、スナックと飲み物が本当に無料なのかどうか迷った経験はありませんか?
自分は通常、無料です、と受付で明示的に伝えられない限りはホテルのミニバーにあるものは手をつけないようにしています。
ホテルがミニバーのアイテムに利益を上乗せすること自体に異論はありません。
中には無料のホテルもありますが、特に尋ねない限り、氣づかないかもしれません。
さらに厄介なことに、一部のホテルは無料に見える製品を部屋に置いているにもかかわらず、実際は有料だったりするのです。
選択的に無料の「無料トラップ」
チェックイン時、ミニバー内の特定の3種類のスナックのみが無料だと説明してくれるケースがあります。
一度そのスナックを取ると、ホテルは有料の新しいスナックに交換するという仕組みでした。
ホテルが意図的に宿泊客を惑わすために、このミニバーシステムを設計したとしても驚きません。
宿泊客の中には、消費を追跡しきれずに、2個目のスナックを取ってしまい、氣づかないうちに請求される人がいるでしょう。
さらに、どのスナックが無料であるかを示す部屋内の表示は一切なかったため、有料の別のスナックを取ってしまうことも容易に想像できます。
すべて無料なのに、ホテルが知らせたがらない場合
冷蔵庫内の飲み物がすべて無料であるケースもあります。
レセプションに電話して直接尋ねた結果、すべて無料であると分かることもあります。
もしホテルが本当にすべての飲み物を利用してほしいのであれば、冷蔵庫に「これらの飲み物は無料です」といったサインを置くはずです。
あるいは、チェックイン時にその旨を伝えてくれてもよいものですが、意図的に伝えないケースもあるようです。
放置されたミネラルウォーターのボトル
多くのホテルは、ウェルカムアメニティや標準サービスとして、ゲストのために無料のミネラルウォーターのボトルを部屋に置いています。
しかし、これらが必ずしも無料とは限りません。
ホテルが水ボトルに「無料」や「Complimentary」と書かれたメモやタグを付けられていれば、無料だとわかります。
しかし、しばしば水が無料かどうかが全く分からないタグが貼られています。
例えば、「ようこそ、お客様のロイヤルティは私たちにとって世界のすべてです」というようなタグだけがあった場合。
親切なメッセージですが、この水を飲んだら料金を支払わなければならないのかどうか、パッと見ではわかりません。
さらに、何の表示もなく、ランダムに水ボトルを部屋に残すホテルもあります。
それが有料であるケースも結構あります。
時には、部屋に複数の異なるブランドの水が置かれており、無料のものと有料のものが混在していることさえあります。
疑念を払拭する明確なコミュニケーション
もちろん、すべてのホテルが宿泊客を混乱させようとしているわけではありません。
チェックインカウンターに、どのミニバーアイテムが無料で、どれが有料であるかを明確に示したサインがあるホテルもあります。
ミニバーの飲み物が無料であることが明確に記載されていると、尚よいですね。
まとめ
宿泊客が不当だと感じた場合、ホテルが請求を取り消すことはよくあります。
もし確信が持てない場合は、尋ねるのが一番です。
アコーダイヤモンドのように、課金しないといけないステータスを目指している場合などは別ですが、コストを抑えて実績を獲得するにはなんでも聞いてみましょう。
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