オーストリア航空(OS)はすでにルフトハンザ・ドイツ航空(LH)からボーイング787-9ドリームライナーを5機受け取っているはずでした。
ですが、大規模な納入遅延や「Allegris(アレグリス)」ビジネスクラス座席の認証問題により、これまで実現していませんでした。
LHはついに最初の787-9をOSへ移管し始め、これによりドリームライナーの保有機数は3機へと増加します。
重要ポイント
初の引き渡し開始 : OSがLHから最初のドリームライナーを受領
遅延の原因 : Allegrisの問題と供給不足により計画が大幅に遅延
機材拡張計画 : 2028年までに最大9機体制へ拡大予定
LHは、自社発注の787-9の納入前に、急きょ別の5機の新しいドリームライナーを確保しました。
これらはもともと中国のHNAグループ向けに製造・内装まで完成していたものの、最終的にボーイングから引き渡されることがなかった機体です。
この「最初の5機」は、すでにAllegrisキャビンを備えて納入された11機の787-9とは仕様が異なるため、LHからOSへ移管される予定です。
OSはすでに、機体番号D-ABPEの最初の787-9を受領し、新しい登録記号「OE-LPG」へ変更しています。
現在この機体は台湾にあり、OSでの運用に向けて準備中です。
これには例えば
* 客室の改修
* 新しい塗装
などが含まれます。
OSは2026年4月現在、ボーイング787-9を2機保有しており、これらはバンブー・エアウェイズ(HQ)から中古で取得したものです。
ただし、機内構成はOSの新しい787-9とほぼ同じ仕様になっています。
現在、これら2機の787-9は以下の路線で運用されています。
* ウィーン(VIE) – シカゴ(ORD)
* ウィーン(VIE) – ニューヨーク(JFK)
そして、3機目のドリームライナーも6月から運航に加わる予定です。
今後の計画
OSは2028年までに現在の3機 -> 最大9機へと拡大する計画です。
さらに中期的には、長距離機材を最大12機の787-9に拡大する計画もあります。
同時に、新型機の導入によって旧型機の退役も進める予定です。
特に:
* ボーイング767-300
は退役準備が進められています。
この3機は機齢25.5〜27.5年で、ルフトハンザグループの長距離機の中でも最も古い部類に入ります。
まとめ
今後の注目点は、
* どの程度のスピードで787-9が追加移管されるのか
* 次にどの路線へ投入されるのか
です。
日本においてもOSはNRT線が運航していますが、機材はB777-200。
だいぶ古い機材なので、ちょっと搭乗するのを躊躇ってしまいます。
とはいえ、先日初めて搭乗したOSの機内サービスは良い感じだったので、いつか長距離線も乗りたいと思っています。
