ヴァージン・アトランティック航空(VS)のマンチェスター(MAN)就航30周年記念の中で、VSがMANの新プレミアムラウンジ「The Executive」と提携することを発表しました。
一周回って戻ってきた「クラブハウス予定地」
– The Executive : 6月17日オープン予定
– 場所は、もともとVSが新Clubhouseを構える予定だったMAN新ターミナル2の一角
しかし、2020年以降の事業環境と、Aer Lingus(EI)がMAN発の長距離路線で競合参入(後に撤退)したことを受け、VS側は採算面でClubhouse計画を断念。
今回、自社ラウンジ建設ではなくThe Executiveの利用契約という形で着地しました。
・対象会員
– Upper Class
– Flying Club Gold会員
そもそも従来のMAN最高峰ラウンジだった「1903ラウンジ」が、隣接するマスマーケット向けEscapeラウンジに吸収されて単独施設として消滅するため、CVSとしては選択肢が限られていた背景があります。
ラウンジ体験
– 当初はビュッフェ方式
– 秋にレストランがオープン予定で、ヒースロー(LHR)のClubhouseに近い体験になる見込み
LHR発のUpper ClassではUpper Class Wing・専用セキュリティ・Clubhouse・最新A330neoという地上体験ができる一方で、MANには専用Upper Classチェックインエリアもなく、専用セキュリティもありません。
30年も飛んでいるのにClubhouseもなく、いまだに15年落ちのA330中心。
アライアンスとして自前ラウンジを持つ時代に戻って欲しいとは思っています。
サードパーティの二流サービスに各社が金を払う今のモデルはおかしい、という声も。
世の中には、自分のように「ファーストクラスラウンジに入る」だけで他社より余分に払う人は十分にいるのでその人たち向けに何か施策を施してほしいと思います。
マンチェスター就航30周年
– 1996年5月17日、オーランド(MCO)線で運航開始
– 現在の就航地:アトランタ(ATL)、ラスベガス(LAS)、ニューヨーク(JFK)、(季節運航で)バルバドス(BGI)
– 新路線追加の噂もあり
まとめ
「自前のClubhouseを諦めて他社運営ラウンジに乗り入れる」というのは、今のラウンジに対する考え方から当然の流れなのかもしれないですが、自社のラウンジを作る会社は応援したいです。
プライオリティ・パスで入れるようなラウンジではなく、しっかりとした自社ラウンジで搭乗までゆっくりと時間を過ごしたいと思っています。
