マイレージを長年貯めている人なら、本当の難しさは「貯めること」ではなく「うまく使うこと」だと痛感しているはず。
Aviosのスイートスポットとは、必要ポイントが少なく、税金・サーチャージが低く、本来なら数十万円かかる体験を得られる、すべての条件がそろった発券機会のことです。
Aviosスイートスポットとは
以下の条件が重なる発券のこと。
– 想定より低めのAvios価格
– 税金・サーチャージが控えめ
– 比較的少ないポイントでプレミアムキャビン体験
– 現金運賃とリデンプションコストの差が大きい
– 実際に旅行したい時期に空席がある
なぜAviosの価値は一律ではないか
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とイベリア航空(IB)は同じAviosを使うが、価格設定の仕組みが異なる。
– BA : 距離 + ピーク料金 + 価格柔軟性のハイブリッドモデル
– IB : 距離ベースで一貫性が高く、税金も低めなことが多い
結果として、短距離は少ないAvios、長距離は変動大、ピーク日は割高、税金はルートで大きく違います。
いま狙うべきスイートスポット
ロンドン → 東京(ビジネス)
長距離ビジネスがAviosの本領発揮。
– オフピーク復路:220,000 Avios + £599
– 現金運賃(2026年10月):£5,895
– 1人あたり £3,096節約
– BAのClub Suite(プライバシードア付き)搭載便が多く、Avios収集家にとって最高峰の体験
ロンドン → ニューヨーク(ビジネス)
最も人気&安定したスイートスポット。多便運航のため空席も他長距離路線より見つけやすい。
– オフピーク復路:176,000 Avios + £399
– 現金運賃(2026年10月):£3,221
– 1人あたり £937節約
– 距離と価格のバランスが絶妙
ロンドン→マドリード→ボストン
あまり知られていない隠れスイートスポット。
BAとIBを組み合わせる方法。
両社の「Combine Avios」ツールでポイント移動も簡単です。
直行(LHR-BOS BA)ではなく、以下のように組むイメージです。
1. LHR → MAD(BAエコノミー)
2. MAD → BOS(IBビジネス)
IBの大西洋横断ビジネスはBAより必要Avios・サーチャージが安いためです。
| 区間 | コスト |
|—|—|
| LHR-MAD(BAエコノミー) | 26,000 Avios + £2 復路 |
| MAD-BOS(Iberiaビジネス) | 81,000 Avios + 約£150 復路 |
| 合計 | 133,000 Avios + £304 |
| 直行 LHR-BOS(BAビジネス) | 176,000 Avios + £399 |
| 差額 | 43,000 Avios + £95節約 |
Club Suiteではないですが、IBのA330/A350ビジネスはフルフラットでBA Club Worldと同等。
おまけにマドリードでミニ滞在も可能。
IBのサービスも、悪く無いです。
ロンドン → バルバドス(ビジネス)
冬のサンスポットの定番。
– オフピーク復路:198,000 Avios + £499
– 現金運賃(2026年10月):£4,020
– 1人あたり £1,541節約
– 9時間のフライトでビジネス体験を最大化。Club Suite対応便を取れれば理想
まとめ
ポイントとして、
– 早めに予約する : BAは出発の355日前に特典席を**12〜14席だけリリース。東京・バルバドスはすぐ埋まる
– 柔軟性を持つ : 日程を数日ずらすだけでAviosコストが大幅減(特にオフピーク)
– 航空会社をミックス : BA・IB間のAvios移動で、必要ポイント減・税金安に
– より良いキャビンを狙う : Club Suite搭載機材は同じAviosコストでも体験が段違い
Aviosは「使い方次第」。正しい路線を狙い、柔軟性を保ち、価格メカニズムを理解すれば、数千ポンド分の体験を一部のコストで手に入れられる。一度Aviosでフルフラットを経験すると、ベテラン旅行者がなぜ次のスイートスポットを追い続けるか分かるはず。
