カタール・ドーハ(DOH)のラウンジにフレンチレストラン「Pavyllon」がオープンします

機内食やラウンジでの食事のクオリティに定評のあるカタール航空(QR)が、新たにフランスの著名シェフ、ヤニック・アレノ(Yannick Alléno)との提携を発表しました。
世界各地に19のレストランを展開し、合計17個のミシュラン星を持つシェフの料理が、QRの機内やラウンジで楽しめるようになります。
ラウンジ内のレストラン
今回のパートナーシップで予定されている主な展開は以下の通りです。
* ドーハ・ハマド国際空港(DOH)にあるアルサファラウンジ内に、Allénoの代表的なカウンター形式のレストラン「Pavyllon(パヴィヨン)」をオープン予定
* パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)にあるQRラウンジでは、特別メニューが提供される
* パリ(CDG) – ドーハ(DOH)間の一部ファーストクラスおよびビジネスクラスの機内食に、Alléno監修の現代的なフランス料理が登場
QRはこの提携について、「フランスの洗練された食文化と世界的な感性を融合させた特別なメニュー」として位置づけており、素材の良さや発酵、繊細な技術といったAllénoの料理哲学を反映させているとのことです。
とはいえ、この提携は限定的なもので、QR全体の機内食が一氣に変わるわけではありません。
実際、航空会社の食事の質を左右する最大の要因は「誰が作るか」ではなく「いくらかけるか」だという声もあります。
著名シェフとのコラボよりも、予算配分の方が重要という意見も根強いでしょう。
今回の注目ポイントは、Allénoのレストラン「Pavyllon」がDOHのラウンジに実際に出店されるという点です。
これは、パリやロンドン、モンテカルロにも展開されている高級レストランのラウンジ版で、これまでにないユニークな体験となる可能性があります。
ラウンジ内での無料サービスとして提供されるのか、それとも追加料金が発生する特別体験になるのか、詳細はまだ明らかにされていません。
DOHのQRラウンジは、すでにディオールのスパやルイ・ヴィトンのカフェなど、ラグジュアリーな提携を展開しており、今回の取り組みもその延長線上にあると言えるでしょう。
まとめ
QRの公式発表はこちらです。
https://www.qatarairways.com/press-releases/en-WW/251187-qatar-airways-partners-with-yannick-alleno-to-elevate-its-culinary-experience-in-the-sky-and-on-the-ground
QRファーストクラスに搭乗すれば、ラウンジでも機内食でもシェフの料理をいただくことができます。
アルサファラウンジにはジャグジーもできた、と聞いたので、またタイミングを見てアルサファラウンジを利用しに行きたいと思います。