カンタス航空(QF)のプロジェクト「サンライズ」とは
2020年以前、カンタス航空(QF)はなかなか興味深いプロジェクトの1つを立ち上げる準備をしていました。
世界的な騒ぎのため残念ながらちょっとお預けとなってしまっていましたが、このプロジェクトが再び動き出したようです。
そのプロジェクトを追ってみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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カンタス航空(QF)のプロジェクト・サンライズとは?
プロジェクト・サンライズは、カンタス航空が長年取り組んできたものです。
ちなみに2022年3月現在、世界最長のフライトはシンガポール航空(SQ)のA350-900ULRで、シンガポールとニューヨーク(JFK)を直行便で結んでいます。
このフライトの飛行距離は9,500マイル以上、所要時間は最大で18時間です。
QFは数年前から、メルボルン(MEL)、シドニー(SYD)からロンドン(LHR)、ニューヨーク(JFK)への直行便を就航させるプロジェクト・サンライズに取り組んでいました。
このフライトは10,000マイル以上で、20時間以上かかる可能性があります。
QFは、エアバスとボーイングの両社に、これらのミッションを達成できる飛行機を開発するよう依頼をしていました。
2019年12月、QFはA350-1000を発注する計画を発表しました。
当時は、2020年3月までに正式に受注を確定し、2023年前半にこのフライトを開始できるようにする計画でした。
ですが改めてQFは、プロジェクト・サンライズに関する最新情報を提供しました。
2022年半ばまでにエアバスA350-1000を発注する予定だそうです。
これにより、2025年にこれらのフライトを開始することが可能となりました。
まとめ
QF2022年半ばにA350-1000を発注し、2025年の時点で世界最長のフライトを開始すれば、現行のボーイング B787はもはやQFの最長距離機ではなくなります。
特にQFは、これらのA350をファーストクラスを含む非常にプレミアムな構成にする計画なので、今から楽しみですね。
その前に自分は、オーストラリアへはいつ行けるのでしょうか・・・2019年に初めて家族で行って以来、全く南半球には足を運べていません。
唯一、エールフランス航空(AF)ファーストクラスに搭乗するためにヨハネスブルク(JNB)を乗り継いだくらいでしょうか・・・。
First Class Review : エミレーツ航空(EK) EK763 ドバイ(DXB) – ヨハネスブルク(JNB)
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