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カンタス航空(QF)が隣席ブロックのサービスを開始

カンタス航空(QF)が隣席ブロックのサービスを開始

カンタス航空(QF)のエコノミークラスの搭乗客は、AUD100を支払うことで、隣の空席を確保できるようになりました。
 
いわゆる隣席ブロックを有償で行うわけですが、対象の路線などを調べてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

隣席ブロック可能な路線

エコノミークラスでのフライトは決して楽な体験ではないですが、隣の席が空いていれば、少しはマシに感じることはあると思います。
 
このことに氣付いたカンタス航空(QF)が2022年9月、乗客が隣の空席を購入できる「ネイバーフリー(Neighbour Free)」商品を開始しました。
 
これは当初、国内線6路線で実施され、その後、QFの国内線ネットワークの大半をカバーするまでに拡大されました。
 
2023/10/18より、以下の路線でエコノミークラスでネイバーフリーを利用可能です。
 
シンガポール(SIN) <-> ブリスベン(BNE), メルボルン(MEL), パース(PER)
ブリスベン <-> オークランド(AKL), クライストチャーチ(CHC), ロサンゼルス(LAX), ウェリントン(WLG)
メルボルン(MEL) <-> オークランド(AKL), クライストチャーチ(CHC), ダラス(DFW), ロサンゼルス(LAX), ウェリントン(WLG)
シドニー(SYD) <-> オークランド(AKL), クライストチャーチ(CHC), ダラス(DFW), ホノルル(HNL), ロサンゼルス(LAX), サンフランシスコ(SFO), ウェリントン(WLG)
 
ネイバーフリーは、タスマニア間のフライトでAUD45、オーストラリア – シンガポール間でAUD100豪、オーストラリア – アメリカ間でAUD225からとなります。

ネイバーフリーの仕組み

空席のあるフライトを予約したエコノミークラスの搭乗客には、出発の48時間前までにEメールにてネイバーフリーの座席を選択できるオプションが案内されます。
 
その後、シートマップからネイバーフリーの座席を選択し、クレジットカードで支払います。
 
予約1件につき、ネイバーフリーのお座席は1席までとなり、空席を機内持ち込み手荷物や幼児座席として使用することはできません。
 
以下の搭乗客はネイバーフリーの対象外となります。
 
・エクストラレッグルームなどの席を購入した場合
・アップグレードを希望する場合
・乳幼児連れの場合
・同伴者のいない未成年者
・団体予約
 
そしてなんと、ネイバーフリーは保証されていません。
 
もし隣の席が直前で売れてしまった場合、売れてから2週間以内であればネイバー・フリーの料金は返金されます。
 
もしその席がギリギリの客で埋まっていたら、その客はおそらくあなたのネイバーフリー料金よりはるかに高い金額をカンタス航空に支払っているはずです。
 
もしその席が空席になったとしても、カンタス航空はその席から、他の方法では得られない利益を得ることができます。
 
例えば、エコノミーに10席の空席があり、4人の乗客が隣人無料オプションを購入した場合、QFは残りの6席を最初に販売します。
 
ですが、直前に7人目の乗客が現れた場合、4人の乗客のうちの1人は空席を手に入れることができません。

まとめ

他の航空会社が提供する同様のプログラムとは異なり、空席が保証されるわけではないことを覚えておいてください。
 
空席を確保できる可能性は高まりますが、QFには直前の顧客にその座席を販売するオプションが残っています。
 
日系航空会社が、自社ダイヤモンドメンバーを中心に無料で臨席ブロックを行っているのは激甘と言えるでしょう。
 
日系航空会社も海外の真似をして有料にする将来が見えていますね。

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