カタール航空(QR)の新機材のエンタテインメントシステムはパナソニック製
カタール航空(QR)は、これから導入予定のボーイング B777X型機にパナソニック アビオニクス社の機内エンタテインメントシステムを導入する契約を締結しました。
パナソニックといえば家電のイメージですが、いつの間にか航空業界にも進出していたようです。
(自分が知らなかっただけ)
QRの新しいエンタテインメントシステムと、パナソニックの航空事業について調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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パナソニックの多角化
パナソニックの航空関係の事業を行っているのはグループ会社のパナソニック アビオニクスで、本社はアメリカにあります。
既に日本航空(JL)、全日空(NH)、ユナイテッド航空(UA)、エミレーツ航空(EK)、シンガポール航空(SQ)などに採用されており、業界の中では確固たる地位を築いているようです。
NHの機内Wi-Fiでも、”panasonic”という文言が見えますね。
QRの新しいエンタテインメントシステム
QRが採用した新しいエンタテインメントシステムはアストロバと言い、搭乗客の関心を高め、業務の効率化を推進するよう設計されていて、QRがローンチカスタマーとなるようです。。
また航空会社は、航空機のアップグレードやメンテナンスの迅速化、メディアの搭載、スペアや修理の共通化、他のシートエンドアーキテクチャと比較しての大幅な軽量化などのメリットを得ることができます。
パナソニック アビオニクスの最新の機内エンタテインメントシステムは、シネマグレードの4K有機ELとなっていて、完璧な黒と映画のような色彩を持つOLED技術は、究極のディスプレイ品質として広く知られています。
ビジネスクラスでは22インチ、エコノミークラスでは13インチのスクリーンを使用し、QR機内では最高のホームシアター体験をすることができます。
アストロバの卓越した映像性能を補完するのは、パナソニック アビオニクスのハイファイオーディオで、従来の有線接続とパナソニック アビオニクスが受賞したBluetooth技術の両方で高精細なサウンドを提供します。
モニターは、緩やかなカーブと柔らかな丸みを帯びたタッチポイントが特徴的なデザインで、乗客がQRのエンターテインメントをよりよい体験となるよう仕掛けが施されています。
また、航空会社はフライトの様々な局面に合わせて機内環境を最適化し、アニメーションを同期させて乗客の体験を向上させ、目の疲れを軽減することができます。
まとめ
QRの新しい機材はもちろんですが、このパナソニックのエンタテインメントシステムも氣になるところです。
パナソニックはもうちょっと、機内Wi-Fiの繋がりやすさを強化してくれたら、もう言うことはないんですが・・・。
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