レジデンス・イン・バイ・マリオット(Residence Inn by Marriott)がブリュッセル空港(BRU)にオープン
マリオットは、長期滞在型ホテルブランド「レジデンス・イン・バイ・マリオット」を、ブリュッセル空港(BRU)にオープンさせました。
空港近くにホテルができると、乗り継ぎで翌日朝早いフライトに搭乗する際にとても便利ですね。
このホテルを少し深掘りしてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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ホテル概要
レジデンス・イン・バイ・マリオット・ブリュッセル・エアポートは、空港から約5kmのところに位置し、NATO本部からも徒歩圏内にあります(全127室)。
キッチンを備えたワンルームと1ベッドルームのスイートルームのほか、館内にはレストランやバー、ジム、ランドリー、ミーティングスペース、駐車場などがあります。
このホテルは、Cycas Hospitalityというオランダのホテル管理会社が運営しており、ヨーロッパの空港近くでいくつかのホテルを運営しています。
最近オープンしたハイアットプレイス パリシャルル・ド・ゴールも、この会社の運営です。
あとは、IHGブランドのステイブリッジスイートもいくつか運営しています。
さらに、西ヨーロッパで初の長期滞在型ホテルである「ラディソン ホテル アンド スイーツ アムステルダム サウス」をオープンしたばかりです。
Cycas Hospitality社では、アパートメントタイプのホテルにほぼ特化したような形でホテルを運営していて、今回の騒動においてでは、長期滞在の宿泊客を念頭に置いて設計された宿泊施設の利点が明らかになりました。
つまり、Work from homeなどで出社せずに仕事を行う場合の仕事場や居住空間、自炊設備を充実させた両ホテルは、長期滞在型の宿泊施設への需要が高まっていることに対応できる体制を整えています。
レジデンスインとは
一方でマリオットが展開しているレジデンスインブランドですが、マリオットにおける長期滞在型のホテルブランドで、ハイアットでいう「ハイアットハウス」、IHGでいう「ステイブリッジスイート」に相当します。
日本においてはまだ展開はありませんが、その内展開される / 既存の長期滞在型ホテルがリブランドされてレジデンスインブランドになることも十分考えられます。
まとめ
最近はマリオットブランドのホテルに全く宿泊していませんが、あるコンセプトを持ったホテルブランドはどのホテルチェーンにも似たようなものがあり、それぞれのホテルブランドでなんとなく比較ができます。
だから、フランチャイズ運営などの場合はリブランドもしやすいんですね。
契約条件の良いホテルチェーンと契約して、既存の施設をほぼそのまま利用する。
既に利用している客からすれば、ただ外観が変わっただけで中身は変わらず、何も面白みはないですが、もしそのホテルが贔屓にしているホテルチェーンの上級会員だったらもう一回訪れてみようかな、とも思いますね。
別のホテルチェーンの顧客を取り込むという意味でも、ホテルのリブランドは意義があるのかもしれません。
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