ファーストクラス復活のいい兆し?シンガポール航空(SQ)の機材購入計画

ファーストクラス復活のいい兆し?シンガポール航空(SQ)の機材購入計画

深刻な航空需要減が続く中、他の航空会社同様シンガポール航空(SQ)もエアバス、ボーイングと交渉して航空機の納入スケジュールを調整し、受注した航空機の一部を当初の契約よりも長い期間で納入することにしています。
 
これにより、支払いの時期が2023年頃まで延びたので資金繰りが少し楽になりました。
 
そしてSQはもう一つ、ボーイングの納入機材の変更を行いました。
 
これにより、ファーストクラス設定の機材導入が増えることになったのですが具体的にはどのような納入予定となったのか、少し詳しめにお伝えしたいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

SQが納入予定の機材は

SQは、当初納入予定だった14機のボーイング B787-10機材を変更し、B777-9機材を11機納入することでボーイングと交渉を行ったようです。
 
2021年2月現在のSQの機材注文状況は、以下の通りとなっています。
 
エアバスA320 : 35機
エアバスA350-900 : 15機
ボーイング737-8 : 31機
ボーイング787 : 20機
ボーイング777-9 : 31機
 
SQは短・中距離路線においてもフルフラットとなるB787-10機材を使用していますが、競合他社よりもシートとして優れており、かつ、他者よりも多くB787-10機材を保有することとなっています。

ScreenshotBusiness Class Review : シンガポール航空(SQ) SQ638 シンガポール(SIN) – 成田(NRT) Boeing B787-10

Business Class Review : シンガポール航空(SQ) SQ638 シンガポール(SIN) – 成田(NRT) Boeing B787-10

SQの新しいファーストクラス

一方、B777-9機材は長距離路線を想定していて、SQはこの機材で新たにファーストクラスとビジネスクラスをデビューさせる予定です。
 
これらについては詳細は発表されていませんが、期待が持てますね。
 
いずれにしても、まだしばらく待つことになりそうです。SQは当初、B777-9型機の初号機の納入を2022年に予定していましたが、現実的には2024年になると予想されています。
 
ちなみに、エミレーツ航空(EK)とルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はSQよりも先に受領する予定となっています。
 
SQがファーストクラス設定のないB787-10機材の導入を減らし、ファーストクラス設定のあるB777-9機材の導入を増やしているのは興味深いことです。
 
ここ数年、SQはファーストクラスの座席数を減らしてきましたが、B777-9機材増えるということは、ファーストクラスの座席数が増えることを意味します。
 
最新のエアバス A380-800機材はスイートルームの数が12室から6室に削減されました。
 
そしてSQはこの機材の3分の1以上を退役させる予定です。
 
ボーイング B777-300ER型機が2013年モデルにアップグレードされた際、ファーストクラスの座席数は8席から4席に削減されました。
 
B777-9機の数が増えることで、今後の長距離路線でのファーストクラス運用が可能になります。

まとめ

SQのファーストクラスがどんなものになるのか、今から楽しみですね。
 
EKやLHだけでなく、キャセイパシフィック航空(CX)やカタール航空(QR)も既に導入を発表しているB777-9機材。
 
B777-300ER機材がどんどん退役していく中でファーストクラスのキャパシティが減っていますが、B777-9機材は現行のB777-300ER機材の後継機であり、これからの長距離線フライトの主流となり得る機材です。
 
各社それぞれ力を入れてB777-9のファーストクラスを準備しているようなので、これからどのように座席が発表されるのか、首を長くして待っておきましょう 😉

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