シンガポール航空(SQ)のファーストクラスシャンパンの種類が増えます

シンガポール航空(SQ)は2023年6月から、ファーストクラスとスイートルームに3つ目のシャンパン・オプションを追加します。
どんな銘柄が増えるのか、お伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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新しく追加されるシャンパン
これは、2022年11月にSQファーストクラスのキャビンからドンペリニヨンのヴィンテージシャンパンがなくなったことを受け、それ以降全路線でテタンジェ・コント・ド・シャンパーニュとクリュッグを選択して提供してきましたが、この2つの銘柄はどちらも残ることになりました。
新しく追加されるのは、2018年ヴィルマール・グラン・セリエ・ドール(Vilmart Grand Cellier D’Or)。
樹齢50年のシャルドネ80%、ピノ・ノワール20%のブドウをブレンドした2018ヴィンテージのグラン・セリエ・ドールです。
シャンパンのプロ向けに、テイスティングノートはこちらでご覧いただけます。
Vilmart & Cieは、オーナー兼シェフ・ド・カーヴのLaurent Champsによって運営されており、毎年限られた量のブドウを使用して、優れたシャンパンを生産しています。
このキュヴェは、樹齢50年のプルミエ・クリュのシャルドネ80%とピノ・ノワール20%をブレンドし、瓶詰め前に10ヶ月間の樽熟成を行い、その後さらに42ヶ月間熟成したものです。
なかなか入手困難な銘柄ですが、このシャンパンはフランスでは約EUR60で販売されており、KrugやTattinger Comtesと比較すると、確かに高い方ではありません。
シャンパンの品質は小売価格と必ずしも相関しないので、今のうちにオンラインで購入しておいて保存・試し飲みしてみると良いかもしれません。
SQのシャンパンは、ジャカルタ(CGK)発着の90分のフライトでも、ファーストクラスまたはスイートのキャビンがあるすべての路線で利用できる予定です。
ファーストクラスで言うと、オークランド(AKL)が2023/11/22からエアバスA380で毎日運航され、ファーストクラス(スイート)キャビンを備えた路線のリストに加わることになります。
ちなみに、ビジネスクラスではCharles Heidsieck Brut Reserveが提供されています。
まとめ
2023/6/1以降に、CGK線のような短距離路線でも、ファーストクラスに搭乗すれば3種類のシャンパンを楽しむことができるようになります。
先日、SQのエアバス A380スイートクラスに搭乗してきましたが、それはそれは素敵な体験でした。
また時間を見つけて、SIN発のフライトを予約してシャンパンを楽しみたいと思います。
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