シンガポール航空(SQ)、世界最長フライトの地位を奪還へ
2018/4/29時点で世界最長のフライトはカタール航空(QR)のドーハ(DOH) – オークランド(AKL)のフライトの9,032マイルですが、2018年中にこの最長記録が塗り替えられそうです。
シンガポール航空(SQ)が、エアバスの最新機材A350-900ULRをシンガポール(SIN) – ニューアーク(EWR)間に就航する予定なのですが、この路線は実に9,521マイルを飛行することになります。
この世界最長フライトについて、少し深掘りをしてみたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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かつてはSQが世界最長フライトの記録を持っていた
QRが世界最長フライトを運航する前に、SQは2004年から2013年まで、シンガポール(SIN)からニューアーク(EWR)間をエアバスA340-500で、しかも全席ビジネスクラスという機材で運航していました。
そして今回再びニューアークへ運航する機材は前述の通りエアバスの最新機材A350-900ULRで、今度はビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスのみというキャビン構成での運航が予定されています。
また既存の以遠権フライトが無くなるのか、気になるところです。
飛行時間は、19時間を超えると予想されています。
2019年にはLAX直行便も復活
そしてSQは、2019年にロサンゼルス(LAX)への直行便を運航させる計画を発表しています。
当該路線は既に、ユナイテッド航空(UA)が運航しているので、これに対抗する形を取ったようです。
LAXへは現在、成田(NRT)を経由しての以遠権フライトが運航していますが、直行便が運航されたらまた一つ以遠権フライトが消えてしまうでしょう。
まとめ
SQはボーイングだけでなくエアバスの最新機材もどんどん取り入れています。
中東の航空会社と同様、最新機材を取り揃えて世界中から搭乗客を集めている感じです。
A350-900ULRも気になりますね!
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