スターアライアンスのクレジットカード発行計画
航空会社は、各社がカード会社と提携を行ってクレジットカードを発行しています。
そのカードを利用すると自社のマイレージが貯まる、という仕組みで、日本においても日本航空(JL)や全日空(NH)、ユナイテッド航空(UA)などがクレジットカードを発行しています。
各社が発行するクレジットカード、という枠組みを超えて、スターアライアンスがアライアンスとしてのクレジットカードを発行する計画があるようです。
どのような仕組みなのか、日本マーケットにおいても発行がされるのか、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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スターアライアンスのクレジットカード
スターアライアンスは、加盟航空会社26社のマイレージプログラムのマイレージを獲得できるクレジットカードを導入する予定です。
ほぼすべての航空会社がそれぞれの市場でさまざまなクレジットカードを提供していますが、このスターアライアンスブランドのカードは、世界的なアライアンスから初めて登場することになります。
早ければ2022年の内に市場へ展開する予定だそうです。
この動きは、スターアライアンスが独自の特典通貨を導入することを意味し、カード利用をスターアライアンス加盟航空会社のポイントやマイレージに変換できる仕組みであると考えられています。
クレジットカードを利用して貯まったポイントは、選択したマイレージプログラムのマイルに交換することができます。
スターアライアンスはまた、「航空会社以外のパートナー」を登録する予定であり、これはヨーロッパの鉄道会社の1つであると考えられています。
スターアライアンスメンバーのスイスインターナショナルエアラインズ(LX)はすでに、チューリッヒ空港(ZRH)とバーゼル、ルガーノ、ジュネーブの駅を結ぶSBBスイス連邦鉄道と「スイスエアレール」提携を結んでおり、2022年7月にはミュンヘン中央駅 - ZRH間の新しいスイスエアレール路線を開始する予定です。
まとめ
2022年5月時点では、日本にスターアライアンスのクレジットカードがいつ登場するのかはわかっていません。
ただ、スターアライアンスとしても初めての試みなのでまずはそこそこの規模の市場でテストマーケティングを行うのだと思います。
日本においては既にNHがANAカードを大量に発行し、SFCホルダーを量産している状況なので、日本でテストマーケティングを行う可能性は低いと思っています。
恐らくは、スターアライアンスメンバーが就航していなくてそこそこの規模があるマーケットということで、オーストラリアかドバイあたりかな、と思ったりもしています。
日本においてスターアライアンスカードができたとして、自分は持つかな、と考えたのですが、カードの還元率次第でしょうかね。
JPY100で1マイルとか通り一遍の還元率なら、持ちません。
ただ、プラスアルファの年会費を支払えばスターアライアンスゴールドのステータスを獲得・維持できるのであれば、ちょっと検討の余地ありですね。
NHマイレージを貯めておらず、スターアライアンスゴールドステータスもNHではない航空会社で維持している自分はそろそろ、さよならSFCかな・・・?!
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