2024年最も利用者数が多かった路線

航空データ分析会社OAGは、2024年の国際線で最も利用者が多い航空路線に関するレポートを発表しました。
一番利用客が多かった路線は、どこだったんでしょうか。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
一番利用者数が多かった路線
2024年の国際線で最も利用者が多い航空路線は、
香港(HKG) ― 台北(TPE)路線
でした。
この路線は2023年には3位でしたが、昨年1位だったクアラルンプール(KUL) ― シンガポール(SIN)の路線は4位に順位を落としました。
2024年のHKG ― TPE路線の座席数は680万席で、昨年より48%増加しましたが、2019年と比べると15%減少しています。
第2位はカイロ(CAI) ― ジェッダ(JED)路線で550万席、第3位はソウル仁川(ICN) ― 成田(NRT)路線で540万席となりました。
2024年の国際線で利用者が多い上位10路線のうち7路線はアジア太平洋地域に集中しており、ヨーロッパ発着路線で最も順位が高かったのは10位のニューヨーク(JFK) ― ロンドンヒースロー(LHR)路線で、座席数は400万席を少し上回っています。
一方、国内路線では済州(CJU) ― ソウル金浦(GMP)が再びトップに立ち、座席数は1420万席でした。
続いて、新千歳(CTS) ― 羽田(HND)線(1190万席)、福岡(FUK) ― 羽田(HND)線(1130万席)がランクインしています。
アジア太平洋地域(ASPAC)がほぼ完全に回復していることから、最も利用者が多い路線は香港、ICN、SINといった主要ハブに集中しているようです。
その中で、LCCがフルサービスキャリアよりも速いペースで成長しています。
特に注目すべきなのは、中東地域の市場の成長で、その中でもサウジアラビア。
「ビジョン2030」プロジェクトが、ビジネスおよびレジャーの需要を引き続き促進しています。
なお、OAGは2024年9月に世界で最も国際的に接続性の高い空港トップ50を発表しており、LHRが引き続きトップの座を維持しています。
このランキングは、国際便の接続数と、空港が提供する目的地の数を比較したものです。
まとめ
このランキングは修行の予約をする際にも結構参考になっていて、需要が多いところは基本的に安くはならないため、この路線を避けて予約をすると良い、ということになります。
ソウル発のフライトはお得な航空券が多いですが、TYO – SEL線の価格が上がっているのも事実。
そこで、ちょっと視点を変えて
台湾発券
を考えるセミナーを、台湾で開催します。
ご興味のある方は是非お越しください。