ユナイテッド航空(UA)のプレミアムエコノミー・特典航空券ブッキングクラスが変更
SFC修行やJGC修行などをする場合は、予約の際に表示される「ブッキングクラス」を必ずチェックすると思います。
このブッキングクラスは通常アルファベット1文字ですが、実は2文字でもOKだったのをご存知ですか?
そしてユナイテッド航空(UA)が最近、アルファベット2桁のブッキングクラスを利用するようになりました。
GDSをやブッキングクラスを知っている方にとってはとても興味深い内容だと思うので、ちょっとマニアックですがシェアしたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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UAのブッキングクラス
新しく利用されるようになったUAのブッキングクラスは、以下の通りです。
・ビジネスクラス(有償) : J, C, D, Z, P(Jが一番高い運賃で、順に運賃が安くなります)
・ビジネスクラス(特典) : JN, ZN, IN, I
・アップグレード(マイレージ利用) : PN, PZ
このうち、JN, ZNはUAマイレージを利用してUAフライトを予約する際の「Anytime」アワードに対して割り当てられるブッキングクラスとなり、INは「Saver」アワードに対して使われます。
またアップグレードした座席のブッキングクラスが、RからPZに変更となりました。
なぜ変更を行ったのか
今回UAがブッキングクラスの変更をなぜ行ったかというと、UAは2018/10/20からプレミアムエコノミークラスを導入したからです。
プレミアムエコノミークラス用のブッキングクラスを用意するために、変更を行ったんですね。
名称は、「Premium Plus」です。
イメージとしては、こんな感じ。
現在の、アメリカ国内線のビジネスクラス(名称はファーストクラス)と同じ感じです。
今までは「エコノミープラス」という名前で一応「プレミアムエコノミークラス」がありましたが、シートはエコノミークラスの座席と同じでサービスも同じ。
食事も変わりません。
今回のPremium Plusでは、専用の座席と食事が用意されるようです。
徐々に2桁になってきている
より柔軟なサービスを兼ね備えたブッキングクラス体系とするため、現行のアルファベット1桁から2桁にすることがGDS上は可能となり、今までの26通りから26 x 26の676通りのブッキングクラスが表現可能となります。
既にエアアジア(AK)など一部のLCCではブッキングクラスが2桁の運賃が存在していますが、UAのようなレガシーキャリアでブッキングクラスが2桁となるのは初めてではないかと思います。
まとめ
残念ながら自分は、UAの新しいプレミアムエコノミークラスの人柱にはなれませんが、搭乗された方の感想をぜひ聞いてみたいです 🙂
また、これからブッキングクラスが複雑になればなるほど、修行のための予約も複雑になりそうです^^;
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