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毎年恒例ユナイテッド航空(UA)マイレージプログラムの改悪(2023年)

毎年恒例ユナイテッド航空(UA)マイレージプログラムの改悪(2023年)

ユナイテッド航空(UA)の特典航空券必要マイレージ数が予告なしに挙に33~40%以上引き上げられました。
 
2019年後半、UAは特典チャートを削除し動的なな特典チャートと予告なしの特典切り下げが始まりました。
 
以来、マイレージの改悪は毎年恒例の「行事」となっています。
 
今回行われた改悪をお伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

改悪概要

これまで、UAフライトで北米からヨーロッパ行きのビジネスクラス特典は、片道60,000マイルからでした(ピークシーズンの旅行や出発から30日以内に予約した特典は高くなります)。
 
今回の改悪により、UAフライトのヨーロッパ行きビジネスクラス特典は、33%増の片道80,000マイルから、となりました。
 
オーストリア航空(OS)やブリュッセル航空(SN)など、UAではない提携航空会社のフライトにおいても同様です。
 
今回の改悪の中で、提携航空会社(特にルフトハンザ・ドイツ航空(LH))のファーストクラス特典はまだ片道121,000マイルですが、出発日が近くならないと座席が解放されないので、これらの特典を利用できるケースは限られています。
 
結局のところ、この改悪は、多くのマイレージを貯めこませないようにすることを目的とするものでしょう。
 
マイレージを貯める最善の方法は、様々なマイレージプログラムの移行先が提供する移行可能なポイントです。
 
アメックスやマリオットアメックスのポイントがその最たる例ですが、自分は積極的には利用しません。
 
今後のスターアライアンスの利用では、ヨーロッパ内やアジア・オーストラリアなど、今のところ改悪がされていない特典ルートでない限り、エア・カナダ(AC)など他のマイレージプログラムを利用した方がお得になるケースが多くなったと思っています。
 
その辺り、7月に福岡でセミナーを開催して解説したいと思っています。

日本路線はどうなったのか?

今回(2023年5月)の改悪は主に大西洋路線のみで、幸い日本国内の必要マイレージ数は変わっていません。
 
ですが、いつ改悪されてもおかしくない状況にはあると思います。

まとめ

かつて、UAマイレージはとても使いやすいものでしたがだんだん使いづらいものになっています。
 
そのうち、全く使い道のまいマイレージに成り下がってしまう可能性だってあります。
 
一つのマイレージにしがみついて改悪を嘆くより、より良いマイレージプログラムを探して一歩先を行く使い方を研究した方がよっぽど楽しいし有意義なことだと思っています。
 
改悪はいつか起こるものです。
 
素早く切り替えができるよう、常に準備をしておきましょう。

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