アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

ヴァージン・アトランティック航空(VS)の特典必要ポイント数が変動制に

ヴァージン・アトランティック航空(VS)の特典必要ポイント数が変動制に

ヴァージン・アトランティック航空(VS)のの特典航空券への予約ポイント数が、現金で航空券を購入する場合と同様に、特典座席の価格は需要に応じて変動するようになりました。
 
空席なし、という状態は無くなったわけですが、お得に予約ができるのでしょうか。
 
少し掘り下げてみたいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

変動制の特典予約

これまで、ヴァージン・アトランティック航空(VS)の自社フライトの必要ポイント数は一定でした。
 
利用可能なセーバーアワードがある限り、ピーク時かオフピーク時のどちらを旅行するかが唯一の変動要素でした。
 
今後は、セーバー特典の座席保証を廃止し、1フライトにつき最低12席(ビジネスクラス2席、プレミアムエコノミー2席、エコノミー8席)をセーバー特典として提供することになります。
 
VSでは、約25%のフライトでセーバー特典を利用できません。
 
さらに、セーバー特典を利用できる75%のフライトでは、旧方針のように最低12席の座席を確保する保証はありません。
 
ただ、セーバーアワードが利用可能な状況では、必要ポイント数が旧アワードチャートと変わりません。
 
例ですが、
 
オフピークシーズンのインド中東路線のセーバー必要ポイント数(ビジネスクラス)は37,500ポイント
ピークシーズンのインド中東路線のセーバー必要ポイント数(ビジネスクラス)は47,500ポイント
 
となります。
 

必要ポイント数が引き下げられただけではない

VSのポイントは、イギリスの航空旅客税とは別に、航空会社が課す法外に高いサーチャージをアワードに課すことで知られています。
 
大西洋横断アッパークラス片道アワードの場合、税金、手数料、サーチャージでUSD1,000の支払いが必要です。
 
新しいプログラムでは、アワード手数料も変動することになります。
 
少なくとも今のところ、ほぼすべてのアワードで手数料が安くなっているようです。
 
手数料はVS特典予約の大きなハードルだったので、このように手数料が安くなるのはとても良いことですね。

特典変更手数料を値上げ

この変更に伴い、特典航空券の変更・キャンセル手数料を値上げしました。
 
これまでは航空券1枚につきGBP30ポンドでしたが、航空券1枚につきGBP70に値上げされました。
 
つまり、ペナルティを設けることで、人々が常に航空券の価格を変更しないようにすることが目的なのでしょう。

提携航空会社特典は変更なし

新しいダイナミック特典ポイント数は、VSフライトには適用されますが、提携航空会社の航空券には適用されません。

まとめ

 
VSが1フライトにつき12席のセーバー特典航空券を保証しなくなるのはちょっと痛手ではありますが、以前よりもはるかに安い特典が多数あり、手数料が大幅に引き下げられました。
 
セーバーでないアワードで予約はしたくないですがフライトのどの座席にもポイントを交換できることは良いことです。
 
VSには久しく搭乗していないので、LHRのクラブハウスで髪の毛を切った後、中東かインド行きのフライトに搭乗したいと思います 🙂

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