アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

日本発着の直行便で一番フライト時間が長い目的地は?

日本発着の直行便で一番フライト時間が長い目的地は?

日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
 
先日、常駐先のスタッフの方とこんな会話をしました。

Tさん
日本から飛んでいる直行便で一番フライト時間が長い目的地はどこだ?!

そんなの調べればすぐわかるよ、なんて言わないでください^^;
 
パッと思いついたのは、マドリード(MAD)とボストン(BOS)だったので、

PAR
MADかBOSあたりでしょうか?

と答えました。
 
さて、正解はどこだと思いますか?
(As of 20JUL17)
[toc]

正解は・・・

日本発の直行便で一番長いのは、イベリア航空(IB)の成田(NRT) – マドリード(MAD)の14時間10分です(IB6800)。
 
当たってました。
 
よかった。
 
コンサルタントとしての面目躍如。
 
ただし。
 
日本着の直行便となると、正解が異なってきます。
 
それは一体どこかというと・・・。
 
メキシコシティ(MEX) – 成田(NRT)です。
 
しかも、アエロメヒコ航空(AM)のフライトで。
(AM058, 14時間25分)
 
同じ区間を、ANA(NH)も就航しているのですが(NH179)、NHの方がややフライト時間が短いんです(14時間0分)。
 
どうして日本発と日本着の直行便で最長のフライトが異なるかというと、偏西風の影響で、東側から西側へ向かうフライトは向かい風になるためです。
 
その逆に比べて少し余計に時間がかかります。
 
ということで日本発着の直行便で一番フライト時間が長い目的地をまとめると、
 
アウトバウンド(日本発) : MAD(IBフライト)

インバウンド(日本着) : MEX(AMフライト)
 
ということになります。
 
ここでマニアックなPARは一つ、興味が湧きます。
 
最長の直行便に搭乗してみたい!
 
ただ、路線としては
 
NRT – MAD
 

 
MEX – NRT
 
という感じでバラバラなので、片道づつ予約をする必要があります。
 
そうはいっても片道の航空券はとても高いし、往復で購入してしまうと最長フライトを体験することができません。
 
 
そこで、マイレージの出番です。
 
マイレージを使えば、片道での特典航空券が簡単にできてしまいます。
 
NRT – MAD

MAD – MEX

MEX – NRT

という、偏西風に逆らい続ける世界一周旅行をすることだってできてしまいます。

とりあえずMAD – MEXは適当に搭乗するとして^^;、今回は
 
NRT – MAD(IB)
 
MEX – NRT(AM)
 
の直行便に搭乗するにはどのマイレージプログラムが一番お得なのか、調べてみました。

マイレージで行くには

今回の2つの直行便は、航空会社が限定されています。
 
しかも、直行便でなくてはいけません。
 
それぞれの路線ごとに、最適なマイレージプログラムを探ってみましょう。

NRT – MAD

まずは、IBフライトによる、NRT – MAD。
 
真っ先に思いつくのは、IBのAvios。
 
NRT – MADのエコノミークラス・オフシーズンでの必要マイレージ数は、それぞれ片道で
 
・エコノミークラス : 38,750Avios
・プレミアムエコノミークラス : 44,250Avios
・ビジネスクラス : 59,500Avios
 
です。
 
スペインのグルーポンのセールなどで、1AviosあたりJPY1.3で購入したとすると、ビジネスクラスはJPY77,350くらいで搭乗できることになります。

Screenshot

スペインのグルーポン(Groupon)でお得にイベリア航空(IB)のAviosを購入する

スペインのグルーポン(Groupon)でお得にイベリア航空(IB)のAviosを購入する

あとは、JAL(JL)のマイレージがお得ですね。
 
必要マイレージ数は、それぞれ片道で
 
・エコノミークラス : 39,000マイル
・プレミアムエコノミークラス : 51,000マイル
・ビジネスクラス : 63,000マイル
 
です。
 
こちらも、比較的少ないマイレージ数で、MADまでIBの直行便で行くことができます。
 
その他ワンワールドメンバー、提携航空会社の必要マイレージ数は、多くてとても使う気になれません^^;

MEX – NRT

続いて、MEX – NRT線です。
 
AMはスカイチームメンバーなので、主にスカイチームメンバーの必要マイレージ数を見ていこうと思いますが、

・デルタ航空(DL)
エコノミークラス : 50,000マイル
ビジネスクラス : 90,000マイル
 
・Flying Blue
エコノミークラス : 40,000マイル
ビジネスクラス : 100,000マイル
 
・アエロフロートロシア航空(SU)
エコノミークラス : 50,000マイル
ビジネスクラス : 75,000マイル
 
・エア・ヨーロッパ(UX)
エコノミークラス : 48,000マイル
ビジネスクラス : 95,000マイル
 
・アエロメヒコ航空(AM)
エコノミークラス : 56,000マイル
ビジネスクラス : 88,000マイル
 
なかなか酷い結果になっています^^;
 
もともとスカイチームメンバーの必要マイレージ数は多めに設定されているのでしょうがないといえばしょうがないのですが・・・SUあたりが、まだマシな数字でしょうか。
 
この他にもAMは、アラスカ航空(AS)と提携を行っているのですが、残念ながらメキシコ – 日本路線のAMフライトは予約ができません。

まとめ

ちなみに世界での最長直行便フライトは、カタール航空(QR)の、
 
オークランド(AKL) – ドーハ(DOH)
 
の路線です(QR921)。
 
その時間、なんと17時間50分。
 
一日の3/4近くを、機内で過ごすことになります^^;
 
これはエコノミークラスでは、ちょっときついですね^^;
 
ちなみに、積算率100%のブッキングクラスでフライトすると、9,032マイル貯まります^^;
 
このフライトも、マイレージを利用してビジネスクラスで行きたいですね。
 
そして2017/10/29からは、ユナイテッド航空(UA)の
 
ロサンゼルス(LAX) – シンガポール(SIN)
 
の17時間55分が世界最長のフライトとなる予定です。
 
 
ご覧いただいた通り、特にMEX – NRTの路線は、少し多めにマイレージ数をかけなければいけなそうです。
 
 
ところが!
 
 
1社だけ、MEX – NRTの路線をビジネスクラスでお得に搭乗できる航空会社があるんです。
 
その航空会社は、有料メールマガジンの中でお伝えしています。
 
また、上記では「適当に・・・」と流してしまった
 
MAD – MEX
 
の路線及び世界最長フライトのAKL – DOH間をマイレージでお得に搭乗する方法も、丁寧に解説しています。
 
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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 安倍晋三

    今は無きRG835は、もっと掛かってましたよね。
    17時間以上だったかな?
    ノンストップで、地球の裏側リオデジャネイロまで。
    いまでも、南米便の方が時間がかかると思いますけど?
    JALが飛ばしてた気がするんですが・・・・。
    なんか、ゴルが飛ばしてませんでしょうか?

    • By par

      サンチアゴ(SCL)でしょうかね。
       
      今は就航はしていませんが、今後就航する予定という話を聞いたことがあります。
       
      そうなったら間違いなく最長ですよね 🙂

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