2023年、航空券はいつ予約するべきか?

2022年半ば以降、航空券の値段が高騰しています。
高額な航空券は残念ながらしばらくは継続されるでしょう。
ですが、航空券を購入するタイミングを見極めれば、かなりの節約になります。
その方法を紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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タイミングが重要
ある人は、そのフライトの需要がまだ高まっていない時期に、ずっと前に予約するのがベストだと言うかもしれません。
また、航空会社が搭乗率を上げるために価格を下げるかもしれないので、日にちが近いうちに(できるだけ遅く)予約した方がいいと言う人もいるかもしれません。
では、データは何と言っているのでしょうか。
オンライン予約サイトのエクスペディアによると、日曜日が最も安く航空券を手に入れられる日だそうです。
金曜日が一番高額で、日曜日に比べて国内線は5%、国際線は15%高くなるそうです。
確実に安い航空券を手に入れられる日はないですが、航空券を予約する際には日曜日に予約するとよい、念頭に置いておくとよいでしょう。
またエクスペディアの調査結果では、水曜日がフライトの出発曜日として最も安いことも判明しています。
週の初めに出発すると、国内線では15%、国際線では10%程度高くなる可能性があります。
これは、旅行者が日曜日と月曜日に出発することを好む傾向があるため、これらの日のフライトの需要が高くなるためです。
(あくまで、一般の旅行客のお話です。修行僧的感覚で考えてはいけません)
2022年の運航状況データによると、午後3時以降の50%以上のフライトはキャンセルされる可能性が少し高いことが分かっています。
可能であれば、午前中のフライトを選択するようにしましょう。
長さが重要
フライトの予約に最適な時期は、国内線か国際線かによって異なります。
国内線や短距離便は料金が予測しやすい傾向にありますが、国際線や長距離便は適切な時期に予約しないと、料金が変動し、結果的に高くなる可能性があります。
国内線・短距離線であれば、あまり先の予約をすると10%ほど高くなる可能性があります。
そのような路線では、出発の1~4カ月前に予約するのがベストです。
国内線は3~6カ月後に運賃が上がることが多いので、あまり早く予約すると割高になる可能性があります。
日本ではそうでもないかもしれませんが、ライアンエアー(FR)、イージージェット(U2)、エアアジア(AK)などの格安航空会社は、より多くの乗客がいないと運賃が上がらないため、人氣の観光地では航空会社間で価格競争が起こることがよくあります。
LCCは、より多くの乗客を必要とするため、料金の値下げに注意したほうがよいでしょう。
格安航空会社が苦手な方は、フルサービスキャリアが、年に数回、短距離路線のセールを行っています。
国際線・長距離線 国際線は、少なくとも6ヶ月前に予約すれば、最大10%の節約になります。
国境を越える旅は、現地で休暇を過ごすよりもはるかに計画が必要なので、国際線や長距離便に関しては、早めに計画するのがよいでしょう。
お得なプランは出発の1~2シーズン前に出てくることが多いので、夏の旅行は冬から春にかけて予約するとよいでしょう。
その他のヒント
格安航空券を手に入れるために、航空会社のサイトで価格アラートやトラッカーを設定することができます。
また、航空会社のニュースレターに登録し、季節のセール情報を入手することもできます。
最後に、ピークシーズンの旅行は避け、クリスマスイブなど、多くの割引運賃が適用されないブラックアウトの日付はどうやっても安くならないので、注意が必要です。
まとめ
以上、有償で航空券を購入する場合のお話をお伝えしましたが、特典航空券を活用するとグッとお得に旅をすることができます。
日本においてよく使われているマイレージプログラムはいくつかありますが、それらのマイレージプログラムが2023年現在どうなっているのか、これから注目するべきマイレージプログラムは何なのか、をお伝えするセミナーを2023/1/28に開催します。
基礎的なことからマニアックなことまで、幅広い方に満足いただけるような内容です。
ぜひお集まりください 🙂