ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は最近、スターリンクWi-Fiの導入を開始しました。
これは最終的にBAの機材全体で高速かつ無料のWi-Fiが利用可能になるため、非常に期待される動きです。
BAは機内通話を禁止しない
一般的に、多くの航空会社は機内Wi-Fiを使った音声通話やビデオ通話を禁止しています。
最近ではこうした用途に十分対応できる高速通信が実現し始めていますが、懸念されているのは、通話が許可された場合の機内の騒音や迷惑行為です。
例えば、
* イヤホンを使わない
* 大声で話す
* 着信音を消さない
といった問題が起きる可能性があります。
これまでのところ、こうした通話を許可している数少ない航空会社のひとつがカタール航空(QR)でした。
一方で、ほとんどの航空会社は通話を禁止しています。
ですが、BAはスターリンク導入に伴い、QRと同様の方針を採用するようです。
BAのスターリンクページでは、「スターリンク利用時は他の乗客に配慮してください」「通話する場合は声を小さくし、ヘッドフォンを使用してください」と記載されています。
また、FAQではスターリンクWi-Fiの用途として「ビデオ通話」も明確に言及されています。
航空会社が音声・ビデオ通話を許可すべきかという議論は以前からあります。問題は「自分は良いが他人は迷惑」という心理です。
例えば、
* イヤホン使用
* 小声
* 必要最小限の発言
といった配慮をした会議参加なら問題ありません。
しかし実際には、
* イヤホンなしのFaceTime
* 着信音オンのまま
* 大声で通話
といったケースも少なくありません。
特にQRでは、スターリンク導入後に機内の騒音が増えたという苦情も多く聞かれています。
配慮がなければ、多くの乗客にとって不快な体験になるでしょう。
機内通話が広く認められるようになれば、今後乗客同士の新たなトラブルの原因になる可能性もあります。
まとめ
BAのスターリンク導入は歓迎すべきニュースですが、音声・ビデオ通話が可能になる点については、ちょっと考慮が必要です。
航空会社が「配慮」を求めても、実際にすべての乗客がイヤホンを使用し、適切な音量で話すようになるとは限らないからです。
機内でWeb会議ができるようになったら便利だなと思う反面、運行中の音でどこにいるかはわかってしまうし、周りにも配慮しなければいけないとなると結局機内でのWeb会議は難しいのかな、とも。
エコノミークラスなら尚更ですね。
