ユナイテッド航空(UA)のマイレージをお得に使おう
PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
ユナイテッド航空(UA)のお得なマイレージの使い方は日本でも一部有名になっていますが、今回はそれ以外のお得な路線も含めて紹介したいと思います。
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LHフライトでのフランクフルト(FRA) – 北米ファーストクラス
世界的に見ても評判のよいルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のファーストクラス片道が110,000マイルで搭乗できます。
数字だけをみるとあまりお得感がないかもしれませんが、UAマイレージを使うことで燃油サーチャージがかからずに済みます。
同じ路線をLHのMiles & Moreで予約しようとすると、だいたいUSD400くらい取られてしまいます。
また、片道110,000マイルで搭乗可能なのはヨーロッパ – 北米の間なのですが、ここであえてフランクフルト(FRA)と特定したのには意味があります。
これまたとても評判のよいラウンジ、’First Class Terminal’を利用できるからです。
お風呂やシャワーはもちろんのこと、スパや豪華な食事を楽しむことができます。
また、乗り換えでFRAを利用する場合であっても、ラウンジからゲートまでポルシェに乗っていくことができるそうです。
ドイツは個人的にはあまり興味が湧きませんが・・・一度は利用してみたいですね。
LXフライトでの日本 – アフリカ
北米各都市からアフリカ各都市まで、ビジネスクラス片道が75,000マイルで搭乗できます。
アフリカに行くんだからフライトはエチオピア航空(ET)か南アフリカ航空(SA)でしょ、と思いきや実はそうでもなく、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)を利用するのも面白いでしょう。
LXのアフリカ就航都市は以下の通りです。
※LX : チューリッヒ(ZRH)発着
LXのアフリカ就航都市
NHフライトでの日本国内線
日本ではあまりに有名な’Sweet spot’ですね。
日本国内のフライトが、片道5,000マイル(飛行距離800マイル以内) – 8,000マイル(飛行距離801マイル以上)。
日本国内の必要フライト数がNHよりも少なくて済むために、UAマイレージを貯めているという方も多いと思います。
飛行距離によって、必要マイレージ数が変わってきます。
この場合の飛行距離、というのは、
「全区間を合わせた合計飛行距離マイル数」
ではなく、
「出発地から最終目的地までの直行区間マイル数」
になります。
また、フライト自体も直行便である必要はなく、乗り換え便を利用することも可能です。
※乗り換え時間は12時間未満である必要あり。(日を跨いでもOK)
なのでたとえば、関空(KIX) – 那覇(OKA) – 羽田(HND)というかなり遠回りなフライトであっても、合計飛行距離は1,692マイルになりますがKIX – HND間は269マイルなので「800マイル以内」となり、5,000マイルで搭乗できちゃいます。
乗り換え時間がギリギリ12時間未満になるように予約をすれば、OKAでちょっと買い物を楽しんだり、海を見たりすることができます 🙂
NHフライトでの日本 – 北米ファーストクラス
NHを含むスターアライアンスメンバーのフライトでの日本 – 北米ファーストクラス必要マイレージ数は、片道110,000マイルです。
NHのファーストクラスなんて取れないよ!と思いました?
確かにNHサイトでNHのフライトを予約しようとしても、なかなか空きがありません。
でも、UAサイトだと空席が多かったりするんです^^;
スターアライアンスメンバーは特に、自分の会社のマイレージを貯めるだけ貯めさせて他社のフライトで使わせる、という傾向にあります。
他社便の空席が自社便より多いのが、何よりの証拠ですね。
なので、マイレージを利用してNHのビジネスクラスやファーストクラスに乗りたい!という方は、NHではなく他社マイレージ、特にUAのマイレージを貯めた方がいいのかもしれません。
UAフライトビジネスクラス「ポラリス」での日本 – シカゴ(ORD)
UAが最近発表した、新しいビジネスクラス「ポラリス(Polaris)」を楽しむのもいいでしょう。
日本 – ORDまでのビジネスクラス片道は、片道65,000マイル~です。
2017/2/7現在、日本発着で「ポラリス」を体験できる路線はNRT – ORD線のみとなっています。
日本 – オセアニア
こちらも、とても有名な’Sweet spot’です。
日本からオセアニアの国々、例えばタヒチ(PPT)やニューカレドニア(NOU)、フィジー(NAN)までビジネスクラスの片道が30,000マイルという破格の数字になっています。
エコノミークラスだと、片道たったの12,500マイル。
ただし、「オセアニア」といってもオーストラリア・ニュージーランドは含まれません。
これだけ破格な必要マイレージ数なので当然狙う人は多く、いつも空きがない状況になっています。
UAマイレージでこの路線の特典航空券予約が取れた方、ぜひご一報を^^;
ETフライトでの中央・南部アフリカエリア内
UAマイレージでは、中央・南部アフリカエリアがひとくくりになっていて、これらのエリア内ではビジネスクラスが一律片道35,000マイルとなっています。
例えば、西アフリカのコートジボワール・アビジャン(ABJ)からアジスアベバ(ADD)乗り換えでセーシェル(SEZ)やマダガスカル(TNR)へ行くことも可能です。
この他、南アフリカ航空(SA)を利用してアフリカの国を移動することも可能ですね。
TGフライトファーストクラスでの日本 – オーストラリア・ニュージーランド
タイ国際航空(TG)のA380ではありませんが、ファーストクラス片道60,000マイルでオーストラリア・ニュージーランドへ行くことができます。
ビジネスクラスでも、片道40,000マイルなのでこちらもお得です。
乗り換え空港となるバンコク(BKK)では、ファーストクラス専用ラウンジでマッサージやスパを楽しむことができます。
まとめ
UAマイレージは、様々な方面でお得に使える感じですね。
燃油サーチャージがかからないというのも、とても魅力的です。
しかも、日本に住んでいる人にとってもメリットが多そうなマイレージプログラムです。
自分が最後までマイレージポートフォリオに組み込むべきかどうか悩んだのが、このUAマイレージです。
結局見送ったんですが。
なお、UAには’Excursionist Perk’というややこしい制度があるのですが、この辺りは無料のメールマガジンで説明をしています。
特典航空券予約の際も、一工夫入れましょう。
ユナイテッド航空(UA)の特典航空券をより確実に予約する方法
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