アコーブランドのイビスがイギリスで展開を加速

アコーの格安ホテルブランド・イビスは、イギリスで新たに2つのホテルを発表し、イギリスでの拡大を続ける予定です。
アコー修行を毎年行っている自分にとっては氣になるニュースだったので、少し深掘りをしてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
イギリスにオープンする2つのイビス
バーミンガム北東部・バートン・オン・トレントの新しいイビススタイルズは現在建設中で、2024年後半の開業時には81室となる予定です。
イビスはまた、北アイルランドの北端・コールレインにあるプレミア・インを引き継ぐ予定です。
このホテルは49室の改装工事を経て、2024年初頭にイビス・コールレインとしてリブランドオープンする予定です。
この2つがオープンすると、イギリスにおけるアコーのホテルはイビスバジェット33軒、イビススタイルズ22軒を含む119軒となります。
イビスは現在、ヨーロッパで最も急成長している大手ホテルチェーンで、91軒のホテルが開発中となっています。
ヨーロッパにおけるホテル開発
イギリスは引き続きヨーロッパで最もホテル開発が進んでおり、2位のドイツを大きく引き離しています。
2023年第2四半期にヨーロッパ全土で建設中または計画中のホテルは1,715軒でした。
これらのホテルがすべて建設されれば、25万室以上の客室が増えることになります。
イギリスは322プロジェクト、45,000室でトップであり、これに対してドイツは211プロジェクト、35,000室です。
また、ロンドンは82のプロジェクトでヨーロッパのホテル開発都市のトップであり、15,000室近くが追加されることになります。
ヨーロッパでトップ5に入る他の国は、フランス(132)、ポルトガル(127)、トルコ(107)です。
2023年上半期にヨーロッパ全体で合計150の新規ホテルがデビューし、合計20,000室が追加されました。
このペースは今年中にさらに加速し、265軒のホテルがオープンし、35,500室が追加される予定です。
アコーのバジェットブランドであるイビスは、ヨーロッパで最も多くの新規ホテル建設計画があり、その数は91件、次いでハンプトン・バイ・ヒルトン(71件)、IHGのホリデイ・イン・エクスプレス(45件)、マリオットのモクシー(38件)となっています。
ですがヨーロッパのホテル開発は、アメリカと中国のプロジェクト規模に比べれば小さく、両者を合わせると世界の建設パイプラインの63%を占めています。
アメリカでは5,572のホテルプロジェクトがあり、66万室が建設中または計画中です。
一方、中国のパイプラインは3,666プロジェクト、679,000室で、より大規模なリゾートの開発が進んでいます。
まとめ
世界的にホテルは、バジェットホテルが増える傾向にあるようです。
アコーのバジェットホテルであるイビスの中にも序列があって、個人的にはイビススタイルズが一番よく(朝食が無料)、続いてイビスバジェット -> イビスの順番です。
ヨーロッパにおいては、イビスの部屋には絨毯が敷かれておらず、木の床であることがほとんどのためスリッパを持参した方が良いでしょう。
(もちろん、スリッパなんかありません)
もしヨーロッパにおいてイビスブランドに宿泊する際は、できるだけイビススタイルズに宿泊することをお勧めします。
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