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エールフランス(AF)がグループ会社「Joon(JN)」の運航終了を発表

エールフランス(AF)がグループ会社「Joon(JN)」の運航終了を発表

あなたは、2017年に就航開始した新しいスタイルのLCC「Joon(JN)」をご存知ですか?
 
独自ドメインすら持たず、エールフランス航空(AF)サイトの一部に存在する位置付けのこの航空会社は、運航開始からわずか1年ちょっとで運航終了発表となり、2020までに運航終了となります。
 
その理由について探ってみたいと思います。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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運航終了の背景

当初JNは、「新しいスタイルのLCC」として若者をターゲットとして様々なサービスを打ち出しましたがそこまで安いわけではなく、思うようにターゲットとしていた若者の搭乗客を獲得できていませんでした。
 
そこでJNは方針を転換し、ファミリーをターゲットとして家族で旅をするためのシート「Cosy Joon」を展開したのですがこちらもあまりヒットせず。
 
2018年に就任した新しいAFのCEOは、早速JNの運航終了を計画し、徐々に便数を減らしていき今回の決定に至りました。
 
LCCはコストを削減してサービスは必要最低限、座席指定などを有料で行い収益化を図るのが基本ですが、パイロットはAFのパイロットがそのまま出向していたため給料は下がらず(FAだけが下がったようです)、ビジネスクラスも用意されていたりするのであまりフルキャリアサービスと変わらないような状態でした。
 
これが、今のJNのPR動画です。

オーガニック食品を機内で販売しているあたりは、個人的には評価できるのですが・・・。

まとめ

結局は他社との差別化ができず、思うように収益があげられなかったようですね。
 
実は自分は、スカイチーム修行でいくつかJN便を予約していたんですが、路線縮小の煽りを受けて予約の変更をせざるを得ませんでした。
 
それでもなんとか当初の計画通り上級会員達成に必要なフライトはこなせることにはなったのですが、消えゆく航空会社に今のうちに搭乗できるのはありがたいですがなんだか複雑ですね。
 
どうせなら長距離路線も搭乗してみたかったなと思いますが、搭乗したらまたレポートしてみたいと思います。
 
JNでなくなったあと、機材はどうなっていくのかも気になるところです。
 
現在、長距離路線(ケープタウン(CPT)にも運航しています!)ではエアバスA340で就航しているのですが、この機材がどこに行くのか?など興味は尽きません。
 
フランスの会社なのでフランス語でのソースの方が多いですが、しっかりとフランス語で情報をキャッチしていきたいと思います。

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