ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを利用して座席アップグレードができる航空会社

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosの使い道は色々ありますが、BAはもちろん他のワンワールドメンバーなどのフライトでの特典航空券予約が可能です。
2019年5月にBAは提携航空会社向けのフライトで、必要Avios数を増やす改悪を行いました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) / イベリア航空(IB)の特典航空券はどのくらい必要?距離別必要Avios数まとめ(提携航空会社フライト)
改悪後もなお、お得に使える部分はあるのですが、他にお得な使い方がないか色々と研究をしている中で
マイレージ(Avios)を利用した座席のアップグレード
について、少し情報共有をさせていただきたいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
[toc]
アップグレード概要
まずはそもそもアップグレードするための条件についてお伝えします。
Aviosを利用してのアップグレードは可能ですが、アップグレードした場合に上がるクラスは1つだけ。
エコノミーならプレミアムエコノミー、
プレミアムエコノミーならビジネス、
といった具合です。
(プレミアムエコノミー設定がない路線は、エコノミーからビジネスになります)
また、エコノミークラスの安いブッキングクラスであるG、O、Qで航空券を購入した場合についてはアップグレードができません。
航空券はBA便名であればOKですが、航空券番号の最初3桁が「125」で始まっている必要があります。
フライトで獲得できるマイレージは、アップグレード前のブッキングクラスが基準となります。
アップグレードに必要なAvios数ですが、基本的には
アップグレード後のブッキングクラスで必要なAvios数 – アップグレード前のブッキングクラスで必要なAvios数
で計算されます。
例えば、BAフライトで羽田(HND)からロンドン(LHR)へオフピークのシーズンにプレミアムエコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードする場合、
75,000Avios(ビジネスクラス) – 39,000Avios(プレミアムエコノミークラス) = 36,000Avios
が必要になります。
※ご参考
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)特典航空券距離別必要Avios数まとめ(BAフライト)
アップグレード可能な提携航空会社フライト
Aviosを利用してアップグレードできる航空会社はどのくらいあるのかというと、2019年7月現在
・アメリカン航空(AA)
・イベリア航空(IB)
の2社のみです。
条件があるので航空会社毎に説明します。
AAの場合
・BA便名でAA運航のフライトである必要があります
・購入した航空券のブッキングクラスは、Y/B(エコノミークラス),C/D/J(ビジネスクラス)である必要があります
IBの場合
IBはファーストクラスの設定を行っていないので、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラス、プレミアムエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードのみとなりますが、AAのような条件はありません。
IB便名でも、アップグレード可能です。
まとめ
なおアップグレードの方法については、オンラインで簡単にできます。
My Bookingの中の「Upgrade Using Avios」というところから行います。
ワンワールドメンバーは基本的に、マイレージを利用したアップグレードは自社のフライトのみとなりますが、ちなみにスターアライアンスは、アライアンス内のマイレージプログラムなら基本的にどの航空会社のフライトでもアップグレードが可能です。
ただ、アップグレードできるブッキングクラスが結構限られていて、しかも有償で購入するときは高いブッキングクラスでないとアップグレードができないので利用できる場面が限られてしまいます。
修行でプレミアムエコノミーのお得なルートを見つけて、そこからのビジネスへアップグレード、とかですかね。
LEAVE A REPLY