成田空港(NRT)にアスパイアラウンジ(Aspire Lounge)ができます
プライオリティ・パス不毛の地、成田空港(NRT)ターミナル2。
ターミナル1はようやく、全日空(NH)と提携を行って出国後プライオリティ・パスで入れるラウンジができました。
ターミナル2はというと、出国前のIASSラウンジのみ。
Lounge Review : 成田空港(NRT) ターミナル2 IASS EXECUTIVE Lounge
プライオリティ・パスを持っていてもなかなか利用ができないという状態が続いていましたが、もしかしたらその問題が解消するかもしれません。
ヨーロッパでもラウンジを展開しているスイスポートが、2022年夏を目処に「アスパイア(Aspire)ラウンジ」をオープンさせる予定です。
どんなものか楽しみなので、少し調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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Aspire Loungeとは
Aspireは世界35空港の約60か所に事業展開している独立系としてはヨーロッパ最大級の空港ラウンジブランドで、500万人以上の利用実績があるそうです。
アジアへの進出は今回が初となります。
施設内では6つに分かれており、アルコール含めた各種ドリンクや料理を楽しめるバーコーナーやビュッフェゾーン、ビジネスゾーン、静かに過ごせるクワイエットゾーン、シャワールームを完備したリフレッシュゾーンなどが設置されます。
スイスポートの偉い人によると、このラウンジは「ゲストが自分の”わが家”を見つけられるようサポートする」ことをコンセプトに、「大きな窓からの自然光、アロマオイル、植物、自然の音などが盛り込まれている」とのことです。
昨年、スイスポートはCollinsonの子会社Airport Dimensionsとジョイントベンチャーを立ち上げ、No1 Loungesのブランドを取得しました。
スイスポートがヨーロッパで運営しているアスパイアラウンジには、いくつか行ったことがあります。
Lounge Review : アムステルダム空港(AMS) Aspire Lounge(シェンゲンエリア内)
Lounge Review : アムステルダム空港(AMS) Aspire Lounge(シェンゲンエリア外)
Lounge Review : ロンドン・ヒースロー(LHR)ターミナル5 Aspire lounge
どのラウンジも、可もなく不可もなく、という感じではありましたが、必要最低限のものは揃っていると思います。
いずれも、プライオリティ・パスで入ることができるので、NRTのラウンジもプライオリティ・パスで入ることができる可能性が非常に高いです。
どこにオープンするのか
オープン予定のアスパイアラウンジは、NRTのターミナル2、サテライトゾーン2階です。
日本航空(JL)のラウンジは2022年1月現在閉鎖中ですが、なくなるという知らせは聞いていないので別の場所にオープンします。
カンタス航空(QF)のラウンジ跡地を居抜きとして利用するようです。
まとめ
新しくオープンするアスパイアラウンジ。
営業時間が22.00までということで、カタール航空(QR)やエミレーツ航空(EK)に搭乗する際も時間までラウンジで過ごすことができそうです。
(EKはラウンジが再開すればいいんですが)
今度海外へ行く際、NRTのターミナル2を利用するタイミングで訪れてみたいと思います。
COMMENTS & TRACKBACKS
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こんにちは
おそらく、カンタスラウンジの跡地にできるんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
QFラウンジ、一時的閉鎖となっていますがもしかしたらそのまま再利用するのかもしれませんね。
QFはHNDへ移行するような感じなので・・・。
こんばんは
仰る通り、カンタスは3月から羽田に移管で、それに伴い、ラウンジを閉鎖するそうです。
仮にブリズベンが成田に戻ってきても他のラウンジを使うことになるとの事。。
一時は、改修案も出てたラウンジだったのに残念です…
国際線は、断然成田派です!