ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の「Avios Only」フライト

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、Aviosでのみ予約ができる「Avios Only」フライトを開始します。
果たしてどのようなものなのか、どの路線で予約ができるのか、調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
路線は
2023年11月のロンドンガトウィック(LGW) – シャルムエルシェイク(SSH)線の就航を皮切りに、2024年2月と3月にロンドンヒースロー(LHR) – ジュネーブ(GVA)線の4便(BA728便:2/10, 17, 24日, 3/2)を予定しており、いずれも2023年4月現在、予約可能です。
すべてのフライトにおいて、ビジネスクラス4席、プレミアムエコノミークラス2席、エコノミークラス8席をAvios用に保証しています。
人氣のある路線では、すぐに席が埋まってしまい、BAの好意でさらに席が解放されることになります。
そして、徐々に新路線・新日程の発表を続けていく予定だそうです。
これらのAvios専用フライトの予約は、通常のAviosでの予約と同じです。
残念ながら、いつ、どこに行くかがわかる専用のAvios onlyページはありませんので、今のところ、上記の日付をAvios予約エンジンに手動で入力する必要があります。
通常BAは、Aviosのための残席数を教えてくれます。
表示されていない場合は、ビジネスクラスもエコノミークラスも9席以上空席があるということです。
過去には他社も行っていた
2019年、キャセイパシフィック航空(CX)がマイレージ会員向けに香港(HKG) – 関西(KIX)間でチャーター便を運航していました。
この便はマイレージ専用便でした。
エア・カナダ(AC)は数年前、ハワイへのマイレージ専用便を運航していました。
これは一般的に限定的なものです。
マイレージプログラムが、会員のために努力していることを強調するには、素晴らしい演出です。
また、定員が限られているため、このようなフライトは人氣を集めることができます。
さらに、経済的な効果も期待できます。
実際、マイレージフライトの価値は、航空機が赤字で運航している未稼働のルートよりも高くなることがあります。
そして、マイレージが効果的に使用できることを示すことで、会員の間でマイレージの価値が高まり、航空会社はそのマイレージを各社に販売し、大きな利益を得ることができる、という図を描いています。
そのための一つの方法が、需要の高いいくつかの日に、人氣のある目的地へのフライトを双方向で「チャーター」しマイレージ専用フライトとして解放する今回のような試みです。
まとめ
BAのAviosを利用したフライトは、有償だとあまりに高すぎる場合に役に立ちます。
AviosもJPY1.7くらいで購入可能なので、安く購入できるときに多めに獲得しておくと、いざという時に役に立ちますね。
燃油サーチャージが一律無料ではないのがちょっと痛いですが・・・。
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