Flybe(BE)の路線削減

イギリスのリージョナルフライト・Flybeはイギリスの中小規模の都市を中心にヨーロッパ内に就航していますが、2019年10月から路線が一部削減されます。
結構な数が減便となるので、これからどうなるのか気になるところですが、削減される路線を紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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カーディフ(CWL)
CWLから17路線が運航されていますが、このうち7路線が廃止となります。
ファロ(FAO) : 2019/10/26まで
グラスゴー(GLA) : 2019/10/25まで
ミラノ・マルペンサ(MXP) : 2019/9/28まで
ミュンヘン(MUC) : 2019/9/6まで
ローマ(FCO) : 2019/9/7まで
ヴェローナ(VRN) : 2019/9/7まで
ヴェニス(VCE) : 2019/9/7まで
ドンカスター・シェフィールド(DSA)
DSAから10路線が運航されていますが、このうち4路線が廃止となります。
アリカンテ(ALC) : 2019/10/26まで
ダブリン(DUB) : 2019/10/25まで
ジャージー島(JER) : 2019/10/26まで
パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG) : 2019/10/25まで
エクセター(EXT)
EXTから20路線が運航されていますが、このうち4路線が廃止となります。
アリカンテ(ALC) : 2019/10/25まで
ファロ(FAO) : 2019/10/26まで
マラガ(AGP) : 2019/10/26まで
ノーウィッチ(NWI) : 2019/10/25まで
まとめ
BEの機材は基本的にボンバルディアかエンブラエルですが、以前ロンドンサウスエンド(SEN)から搭乗した機材はATRでした。
ロンドンで一番マイナーな空港・サウスエンド空港(SEN)を利用してみた
BEは先日、ヴァージン・アトランティック航空(VS)に買収され、VS傘下で運航することになりますがFlybeの名前ではなくVSに関連した名前となる予定です。
ヴァージン・アトランティック航空(VS) のFlybe(BE)買収が完了
今回の路線削減も、VS主導で路線再編と機材繰りのために行われたものと思われます。
VSは主にロンドン、マンチェスターをハブ空港として長距離路線を運航しているため、ヨーロッパ内の短距離フライトをこのBEが担うことになっています。
なので、今回廃止となった路線で使用されていた機材は今後、LHR発着・LGW発着・MAN発着のフライトへと変更されるでしょう。