エバー航空(BR)がエアバス A350機材とA321neo機材を購入

エバー航空(BR)はエアバスのワイドボディ機とナローボディ機の両方を購入し、33機が納入される予定です。
これまで、長距離線で利用される機材はボーイング B777/787かエアバス A330でしたが、A330がやや古くなってきたのでこのタイミングで入れ替えをすることにするようです。
BRは仙台空港(SDJ)にも就航しているので、ちょっと調べてみました。
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BRの機材購入計画
エアバスとボーイングの両社は、顧客からの新規航空機発注を確保するために常に競争しています。
エアバスよりボーイングを選ぶKLMオランダ航空(KL)やサウスウエスト航空(WN)のように、どちらかのメーカーを選ぶことがほぼ決まっている航空会社もありますが、複数のジェット機を組み合わせて運航する航空会社がほとんどです。
BRも、両メーカーのワイドボディ機を運航しています。
新たな発注
BRはエアバスから15機のA321neoとともに18機のA350-1000を受注することが明らかになりました。
エアバスA321neoのどのバージョンが発注されたかは不明ですが、エアバスはリージョナル路線に使用される予定だそうなので、A321LRまたはA321XLRである可能性は低そうです。
エアバスは2018年以降、航空機の定価を掲載していません。
まとめ
BRはエアバスとボーイングのワイドボディ機を保有していますが、ナローボディ機はA321-200型機のみです。
これらの機材は平均8.5年とまだ比較的若く、最も古いものでも10年です。
エアバス、ボーイングのデータによると、BRの現在の機材構成は以下の通りです。
Airbus A321-200
19機
Airbus A330-200
3機
Airbus A330-300
9機
Airbus ACJ318
1機
Airbus ACJ319
1機
Boeing 777-200F
8機
Boing 777-300ER
34機
Boeing 787-9
4機
Boeing 787-10
9機
仙台(SDJ)線には、主に古いエアバス A321が利用されています。
自分が少し前に搭乗した際も、A321機材でした。
この機材はビジネスクラスであってもNHの国内線プレミアムクラスと同じような座席なので、あまり面白味がありません。
エアバスA321neoがそのうちSDJ線でも導入されると思いますが、ちょっと楽しい機材になってほしいですね。
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