パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)のターミナル1の運用再開
パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)は、2024年のパリオリンピックに向けて、約3年間の閉鎖を経て、第1ターミナルを再開しました。
2020年3月30日に閉鎖され、これまで改修工事が行われてきました。
だいぶ綺麗になったようなので、詳細を調べてみました。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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CDGのターミナル1
CDGの第1ターミナルは、1974年にフランスの建築家ポール・アンドリューの設計で建設され、中央の本体をトンネルで囲み、7つのサテライトビルを配置したコンクリート同心円状のデザインが特徴です。
今回の改修では、36,000平方メートルのジャンクション・ビルを建設し、中央ロビーに新たな機能を追加して、乗客の利便性を向上させました。
中央ロビーには、大理石の床、LED照明、130台のセルフサービスキオスク、90台の自動手荷物預け機、チェックインカウンター、デジタルサイネージ、乗客の列の新しいレイアウト、簡素化された入国施設などが導入されました。
一方、新しいビルは、サテライト1、2、3を結び、ターミナル1の中央ビルに接続しています。
これには、中央本体に面した5,600平方メートルの新しい搭乗ホールが含まれます。
国際線ゾーンの入り口は4つのトンネルから1つになり、国際線ルートのすべてのゲートにセルフボーディングゲートが設置され、搭乗が容易になりました。
CDGには、パリをテーマにした新しい出発ラウンジがあります。
パリのビストロのカウンターやテーブルの脚をイメージし、歴史的なポストや花火を思わせる照明、真鍮のアクセントが特徴的なラウンジです。
座席エリアは、直線と曲線を組み合わせたベンチ、細長い座席、ベンチやテーブル、座席の後ろに控えめなスクリーンを設置した作業スペースがあります。
セキュリティチェック終了から搭乗口までの移動時間は最大6分となるそうで、長い時間歩く必要がなくなりそうです。
到着フロアのサテライト3には、ティエリー・ブエが首都の20の地区を歩き、それぞれの地区の「1」を撮影した写真が展示されている「パリ、ナンバーズ1」があります。
これも楽しみですね。
まとめ
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、スイスインターナショナルエアラインズ(LX)、エアインディア(AI)、キャセイパシフィック航空(CX)など50社以上の航空会社が今後数ヶ月のうちにターミナル1に戻る予定ですが、全日空(NH)も2023年1月よりターミナル1を利用することになります。
そして、素敵なラウンジを運用しているカタール航空(QR)も、ターミナル1に戻ってきます。
あのラウンジは、もう一度行きたいですね。
Lounge Review : パリ シャルル・ド・ゴール空港(CDG) カタール航空(QR)ラウンジ
詳細はこちらでご覧いただけます。
https://www.parisaeroport.fr/passagers/les-vols/transfert-de-compagnies-decembre-2022
自分はこれまで、ターミナル1を利用したことがありません。
シェンゲン内外各航空会社を利用して、ラウンジがどんなものかレビューしに行きたいと思います。
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