アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

キャセイパシフィック航空(CX)の特典航空券必要マイレージ数が改悪(2023/10/1から)

キャセイパシフィック航空(CX)の特典航空券必要マイレージ数が改悪(2023/10/1から)

2023/10/1以降、ほとんどの路線でキャセイパシフィック航空(CX)および提携航空会社のフライトを利用するには、より多くのアジアマイルが必要となります。
 
要するに、改悪です。
 
詳細をお伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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アジアマイルの「再評価」

キャセイパシフィック航空(CX)は、アジアマイルを利用した特典航空券の必要マイレージ数について、変更することを発表しました。
 
エコノミークラスでの必要マイレージ数は減少しているものの、ビジネスクラス以上は最大、29%増加します。
 
例えば、
 
・香港(HKG) – シンガポール(SIN)ビジネスクラス
25,000マイル -> 28,000マイル
 
・シンガポール(SIN) – フランクフルト(FRA)ビジネスクラス
65,000マイル -> 84,000マイル
 
・シンガポール(SIN) – ロンドン(LHR)ビジネスクラス
85,000マイル -> 110,000マイル
 
・香港(HKG) – ロンドン(LHR)ファーストクラス
100,000マイル -> 125,000マイル
 
となります。
 
 
もう一つ、751マイルから2,750マイルまでの旅程を対象とした「ショート」のゾーンは、2つの価格設定に分割されます。
 
タイプ1 : 中国本土、シンガポール、マレーシア、韓国発着路線
タイプ2 : インド、インドネシア、日本発着路線
 
これにより、SIN – HKG線はビジネスクラスが28,000マイル、SIN – HKG – 日本線は32,000マイル必要となります。
 
ですが、SIN – HKG – ICNの旅程は、実質的に日本と同じくらい離れているにもかかわらず、28,000マイルという「タイプ1」の低レートが適用されます。
 
一方、5,001マイルから7,500マイルの2つのロング・ディスタンス・ゾーンは、プレミアム・キャビンでは依然として大幅な値下げが見られるものの、価格設定が統一され、単一のゾーンとなる。

現在、ロング・タイプ1はアメリカ大陸の都市を含まない旅程(例:シンガポール-フランクフルト間)を対象としているが、ロング・タイプ2はそれらの都市を含む(例:バンクーバー、サンフランシスコ間)。

新旧特典チャート
キャセイパシフィックのアジア・マイル特典の現在および今後のチャートはこちらからご覧いただけます。
 
今回の変更に伴い、アジアマイルのアップグレード特典、アジアマイル・コンパニオン・チケット特典、ワンワールド・マルチキャリア特典の必要マイレージ数も増加します。

燃油サーチャージはそのまま

アジアマイル特典のマイナス面のひとつは、特典航空券を予約する際にマイレージとは別に燃油サーチャージがかかることです。
 
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やカタール航空(QR)の場合、燃油サーチャージは非常に高額になりますが、CXも例外ではありません。

まとめ

CXは2018年以来、特典チャートを変更しておらず、当時はクリスフライヤーの今回の切り下げと同様、1ヶ月の予告しかありませんでした。
 
少なくとも、2023年10月までは現在の特典レートで予約できます。

アジアマイルをお持ちで予約を検討している方は、お早めにどうぞ!

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