キャセイパシフィック航空(CX)のエアバス A330キャビン・シートが一新されます
キャセイパシフィック航空(CX)は、ボーイング B777アリア・ビジネスクラス、ヘイロー・ファーストクラス、プレミアム・エコノミー・シートの導入に続き、エアバス A330機材のリージョナル路線の運航を開始します。
深圳の蛇口クルーズセンターで開催された航空会社の新しい「シーポート・ラウンジ」の公式オープニングで、リージョナル路線に使用されるA330が2026年から「ビジネスクラスとエコノミークラスの刷新」をする予定と発表されました。
CXの新しいビジネスクラスがどのようになるか、楽しみですね。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
CXのA330機材の今
CXの主力機A330は、アジア全域の短・中距離路線と、オーストラリアまでその翼を広げています。
ほとんどはライフラットベッドを使用していますが、プレミアムエコノミーを備えているのはそのうちの一部だけで、他のクラスはプレミアムエコノミーの需要がほとんどないアジア内のリージョナル路線により適した簡素化された2クラスのレイアウトとなっています。
シートの刷新により、CXは、ビジネスクラスからプレミアムエコノミークラスやエコノミークラスへの格下げによる乗客への影響を最小限に抑えつつ、路線間の航空機の乗り換えや、技術的な問題で一度降機した機材を別のジェット機と交換することが簡単になる。
以前CXのリージョナル部門である香港ドラゴン航空(後にキャセイドラゴン航空と改名し、2020年10月に親会社である香港ドラゴン航空に吸収された)がシンガポール、東京、クアラルンプールなどの路線でキャセイのリージョナル・ビジネスクラスのリクライニングチェアを使用していたA330のようなイメージです。
まとめ
CXはビジネスクラスの乗客とキャセイダイヤモンドメンバーに無料WiFiを提供する計画もあります。
シートがどのようなものになるのかまだわかりませんが、旧式のA330機材はビジネスクラスの配列が2-2-2であるものが多く、今となっては「残念」の部類に入る機材となってしまっています。
(エミレーツ航空(EK)の2-3-2配列は論外)
航空会社を問わず、2-2-2配列の座席の早期廃止を希望するとともにCXの新しいビジネスクラスシートがどのようなオシャレなものになるのか、楽しみにしたいと思います。
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