キャセイパシフィック航空(CX)がリヤド(RUH)に就航します
キャセイパシフィック航空(CX)は、2024/10/28より、香港(RUH) – リヤド(RUH)間の直行便の運航を開始しました。
CXの中東路線はドバイ(DXB)に次いで2つ目。
ちょっと乗ってみたいです。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
運航概要
キャセイパシフィック航空(CX)の週3便の運航は、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーのキャビンを備えたエアバスA350-900型機で行われます。
香港(HKG)発は毎週月、木、土曜日の16時25分に出発し、サウジアラビア・リヤド(RUH)には現地時間の21時35分に到着します。
実はこの路線、以前2017年5月まで運航していた路線で、今回再就航となりました。
この就航により、両都市と両国の経済間のビジネス、文化、そして人と人との結びつきが加速することが予想されます。
また、サウジアラビアのビジョン2030にも合致するものです。
この新しい旅客便はまた、キャセイカーゴが2021年から運航しているHKG – RUH間の貨物便を補完するものです。
キャセイ・グループは、世界的な旅客ネットワークに便数と就航都市を増やし続け、2025年内には世界100都市に就航する予定です。
サウジアラビアの首都リヤド
リヤドはサウジアラビアの首都で、政治や経済の中心地であり、歴史と現代化が融合する大都市です。中央アラビアの砂漠地帯に位置し、過去数十年で小さな集落から人口700万人以上の大都市へと急成長しました。
リヤドには、サウジアラビアの統一に関わった重要な建造物である「マスマク砦」などの歴史的なランドマークがあります。
また、サウジアラビア国立博物館では、地域の歴史やイスラム文化について学ぶことができます。
ユネスコの世界遺産にも登録されたディリーヤ地区は、サウジ国家の発祥地として知られています。
リヤドはサウジアラビアの大企業や政府機関の本部が集まる経済の中心地であり、「ビジョン2030」計画に基づいて、経済の多様化と石油依存からの脱却を目指しています。
この計画により、都市のインフラや観光、技術分野への投資が進んでいます。
リヤドのスカイラインには「キングダム・センター」や「アル・ファイサリヤ・タワー」などの近代的な高層ビルが並びます。
現在も、「キング・サルマン・パーク」や都市交通を改善するための「リヤド・メトロ」プロジェクトなど、さらなる都市開発が進行中です。
リヤドは典型的な砂漠氣候で、夏には氣温が45度を超えることもありますが、冬は比較的温暖です。降雨は冬季に少量見られるのみです。
伝統的に保守的だったリヤドですが、近年はエンターテイメントや社会的な規範の緩和が進み、「リヤド・シーズン」という毎年のフェスティバルではスポーツイベントや国際的なコンサートが行われ、地元住民や観光客に人氣があります。
サウジアラビアの食文化はアラビアの伝統を反映しており、香辛料を使ったご飯と肉の料理「カプサ」や「ムタバック」、「ハニース」といった人気料理があります。
都市の国際化に伴い、多種多様な国際料理も楽しめるようになっています。
リヤドは、サウジアラビアの伝統と急速な近代化が融合する象徴的な都市であり、同国の将来の発展にとって重要な役割を担っています。
まとめ
これまで、サウジアラビア行きのワンワールドのフライトは
・カタール航空(QR)
・ロイヤルヨルダン航空(RJ)
・スリランカ航空(UL)
がありますが、これにCXが加わることになります。
RJは日本には就航していないので、日本からサウジアラビアへ行きやすい航空会社が一つ増えるイメージですね。
RUH線の機材にはファーストクラス設定はありませんが、HKGのラウンジはいつでも入りたい素敵なラウンジです。
2024年からThe Wingの方は改装に入りますが、改装後はできるだけ早く訪れたいです。
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