中国南方航空(CZ)がエアバス A380の運航を終了

中国南方航空(CZ)は、エアバス A380の運航から約12年を経て、最後のA380を正式に退役させました。
最盛期には5機のA380を保有し、ロサンゼルス(LAX)、シドニー(SYD)、アムステルダム(AMS)路線や中国国内線で運航していましたが、遂に退役となりました。
今後A380は減少する一方ですが、今後の見通しを考えてみます。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
CZのA380
中国南方航空(CZ)はA380を徐々に処分しており、2022年11月に運航を終了していたと思われましたが、2機のA380が残っていた。
成田(NRT)にも一瞬、来ていた期間がありましたね。
ですが、最後の2機のA380が去ったようです。
CZは、より効率的なエアバスA350、ボーイング B777、B787ドリームライナーに軸足を移しています。
アジアにおけるA380
CZとともに、マレーシア航空(MH)とタイ国際航空(TG)もA380を退役させましたが、A380はまだアジア地域で存在感を示しています。
全日空(NH)、アシアナ航空(OZ)、大韓航空(KE)、シンガポール航空(SQ)はA380の運航を続けており、2023年9月現在アジアで運航されているA380は33機です。
ですがKEとOZは、今後3年以内にA380を退役させるようです。
まとめ
エアバスはA380の製造を中止しましたが、少なくともあと10年はどこかの航空会社でA380を楽しむことができます。
一方、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は最近、A380の再稼働を発表しました。
エティハド航空(EY)は7月に4機のA380のうち最初の1機を運航再開させ、カンタス航空(QF)も1機を運航再開させる計画を発表しました。
新興の大西洋横断航空会社であるグローバル・エアラインズは、4機のA380を購入しました。
A380を世界で一番保有しているエミレーツ航空(EK)では、まだしばらくA380に搭乗することができそうです。
空の上でシャワーを浴びたり、バーラウンジでアルコールをいただいたり。
自分は恐らく、NHのA380には搭乗することはないと思いますが、OZのビジネスクラススイート、KEのファーストクラスにはチャンスがあれば搭乗したいと思います 🙂
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