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デルタ航空(DL)が座席ブロックを停止。日本の航空会社への影響は

デルタ航空(DL)が座席ブロックを停止。日本の航空会社への影響は

ある航空会社の上級会員だとリクエストしやすい、隣の座席のブロック。
 
隣の座席にブロックをリクエストする(あるいは航空会社が勝手にしてくれる)ことで、同じ座席でも比較的余裕を持って利用できる、ありがたいサービスなのですが、デルタ航空(DL)がどうやら、2021/5/1より座席のブロックを停止するようです。
 
このルール変更について、少し考えてみました。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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なぜ座席ブロックをやめるのか

2020年4月以降、デルタ航空(DL)は全便の座席のかなりの部分をブロックしてきました。
 
アメリカの他の航空会社(アラスカ航空(AS)やジェット・ブルー航空(B6)など)もある程度は座席をブロックしていましたが、DLは結構徹底して行っていました。
 
DLは、座席ブロックの終了を、「お客様により多くの利用可能な座席を選べるようにするため」と説明しています。
 
今までは、Social distancing的な観点から座席ブロックを積極的に行っていたようですが、COVID-19の注射の普及率が高まってきたために、収益優先に舵を切ったと考えられます。

まとめ

ちなみに、この「座席ブロック」に近い言葉で
 
着席ブロック
 
という言葉がジャニーズ界隈でもあるそうですが、全く関係はありません^^;
 
DLは自分の中で「改悪の先駆者」というイメージがあるので、DLで行われたことは近いうちにユナイテッド航空(UA)で実施され、アメリカ様に右に倣えの日本の航空会社に行き渡り・・・という感じで、近い将来全日空(NH)が実施し、続いて日本航空(JL)も実施するのではないかと思っています。
 
2020年は、殆どガラガラの座席だったので座席ブロックも簡単だったのだと思いますが、注射の普及率が増えると共に座席ブロックの成功率も2019年の水準までどんどん戻っていくようになると思います。
 
自分は自ら座席ブロックを依頼したことはありませんが、これからどうなるのか氣になる方もいらっしゃると思います。
 
また、DLは2021年のステータス獲得・維持要件を緩和したり、機内の軽食の質を徐々に戻したりしてきています。
 
実情に応じて対応を変えていく、かなり合理的な経営方針で、企業経営に取っては重要なことなんだと思いますが、遊びの部分がないと余裕を失って、窮屈な思いばかりして楽しくないんじゃないのかなぁと、一零細企業の経営者は思ったりしています。

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