ステータスや購入した運賃によって空港ラウンジを日常的に利用できない場合、有料で施設を利用できるラウンジや、年会費なしでさまざまなラウンジを有料で利用できるプログラムは非常に便利です。
　
ラウンジパス(Lounge Pass)はそのようなプログラムのひとつで、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)との提携により、専用ページからラウンジ利用権を購入するとAviosを獲得できるようになります。
　
プライオリティ・パスの特典が制限されてきたと騒がれている昨今、しっかりとサービスを受けるには対価が必要、という考え方も重要だと思っています。
　
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

ラウンジパスとは

BAは自社ラウンジの利用を販売していませんが、ラウンジ運営会社のラウンジや厳選された航空会社のラウンジの利用を検討している場合は、予約時にAviosを獲得することで、コストの一部を相殺することができます。

ラウンジパスとは、その名の通り、航空会社のステータスをラウンジを利用できない場合に、ラウンジの利用権を購入できるプログラムです。
　
プライオリティ・パスのようなプログラムとは異なり、ラウンジ・パスには年会費オプションはありませんが、ラウンジアクセスを1回利用あたりで購入することができます。
　
ラウンジパス・プログラムには、100以上の国と350以上の空港に600以上の空港ラウンジがあり、日本でも成田空港(NRT)と中部国際空港(NGO)で利用することができます。
　
世界では、

フランクフルト(FRA)- LuxxLounge T1、Air France Lounge T2、Primeclass & Priority T2
ロンドン(LHR) – ターミナル2、3、4、5の各種ラウンジ
ロンドン(LGW) – 北ターミナルおよび南ターミナルの各種ラウンジ
マドリード(MAD) – ターミナル1、2、3、4の各種オプション
ローマ(FCO)- プラザプレミアムT1、T3、プリマヴィスタT1、T3
シンガポール(SIN) – マルハバ、プラザプレミアム、SATSプレミア＆アンバサダー
シドニー(SYD) – プラザ・プレミアム, ザ・ハウスT1
　
といったあたりがリストの中に入っています。

ラウンジパスでAviosを獲得

BAの専用ページを利用して、ラウンジパス・プログラムに加盟している世界中のラウンジを予約すると、GBP1につき5Aviosを獲得できます。
　
ページはこちら。
　
https://www.loungepass.com/index.cfm?fuseaction=home.home
　
パスの支払いがポンド建てでない場合は、予約日に適用されるラウンジパスの為替レートでポンド建てに変更されます。

予約の際、Aviosを獲得するには、支払いの段階でBAの会員番号を入力する必要があります。
　
BAアカウント会員の姓は、ラウンジパスの予約に記載されている姓と一致する必要があります。
　
1回の予約につき、Avios特典は1回のみ付与されます。
　
Aviosは、ラウンジパスの利用日から14日以内に付与されます。

まとめ

プライオリティ・パスがあれば十分、という感じかもしれませんが、プライオリティ・パス利用時に同伴者が有料の場合、せっかく同じ料金を払うならAviosを貰えた方が良いよね、ということで、頭の隅に置いておいてもよいかもしれません。