エミレーツ航空(EK)、エティハド航空(EY)が「IATAトラベルパス」を導入へ
国際航空運送協会(IATA)はエティハド航空(EY)、エミレーツ航空(EK)両社の旅客に向けて「IATAトラベルパス」の提供を開始することにそれぞれ合意したことを発表しました。
これからよく耳にすることになるかもしれない「IATAトラベルパス」について、解説したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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IATAとは
まずIATAについては、過去のこちらの記事をご覧ください。
空港コード/都市コード、航空会社コードから空港/都市、航空会社の名称を調べる方法
IATAトラベルパスとは
「IATAトラベルパス」はIATAが開発中のモバイルアプリで、利用者がウイルス検査の受検状況やワクチンに関する情報を各国政府の要件に沿って、スマートフォンなどで管理することができるものです。
今回、IATAとの合意によってEYは、2021年第1四半期中にアブダビ(AUH)発便の一部のフライトの旅客に提供を開始することを決めました。
そして順次、他の就航都市にも拡大していくようです。
一方EKは本格的な展開を前に、まずはドバイ(DXB)で出発前のPCR検査検証で利用を開始します。
2021年4月に開始する計画です。
既にシンガポール航空(SQ)も、このトラベルパスをベースとしたシステムを導入しており、特定の路線(ジャカルタ(CGK)、クアラルンプール(KUL))で利用されています。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)も、そのうち導入予定だそうです。
まとめ
IATAはこのアプリをフライトの際の世界標準にしたいと発表していますが、各航空会社は、IATA様の仰せの通りにするでしょう。
航空会社は、IATA様の仰ることは絶対なので・・・。
今度EYに搭乗する機会がありますが、その時はこの機能が導入されているかもしれません。
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もし利用することになったら、またレビューをしてみようと思います。
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