アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

First Class Review : ANA(NH) NH211 羽田(HND) – ロンドンヒースロー(LHR) 「The Suite」 機内食はヴィーガンミール

First Class Review :  ANA(NH) NH211 羽田(HND) – ロンドンヒースロー(LHR) 「The Suite」 機内食はヴィーガンミール

この時期ですが仕事で海外へ行く必要があり、意を決して航空券を予約しました。
 
まず搭乗したのは、以前から乗りたかった全日空(NH)のファーストクラス「The Suite」。
 
この時期なので、ファーストクラス特典航空券も余裕を持って予約することができました。
 
NHファーストクラスの「今」をお伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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NH211搭乗記

出発日の、国際線出発ロビーです。

初のNHファーストクラス、初のファーストクラスチェックインカウンター。


現地の入国状況などの確認に時間を取られましたが、問題なく搭乗券を受け取りました。
 
出国審査を終えたところ。

本当に、誰もいません。
 
ロレックスなど、ブランドのお店はほとんど閉まってました。

そして、初のANA Suiteラウンジです。

Screenshot

Lounge Review : 羽田空港(HND)ANA Suiteラウンジ(国際線)

Lounge Review : 羽田空港(HND)ANA Suiteラウンジ(国際線)

時間が来たので搭乗ゲートへ向かいます。

今回はバスで飛行機まで向かいます。

座席

今回の機材はもちろん、ボーイング B777-300ER。

機材登録番号は、JA796A
 
2019年から運用されている、とても新しい機材です。


この日のファーストクラス搭乗客は自分一人だったので、好き放題写真が取れました。


今日は貸し切りだからどこでも好きなところにベッド作ります、と言われました。

座席は、こんな感じ。


座席横には、鏡があります。


まず目に入るのは、大きなモニタ。

小物入れもあります。

イギリス行きのフライトということで、こんな紙も置いてありました。

その下に、パジャマとカーディガン、スリッパが置いてあります。

これらは全て、持ち帰り可能です。
 
グローブトロッターのアメニティグッズ。

足元の広さは、このくらい。

エンターテインメントシステムのコントローラーと、

座席を調節するボタンです。

座席を倒したり起こしたりするのは、つまみを左右に移動させます。

各種電源も揃っています。

ノイズキャンセリングのスピーカー。

座席は、扉を閉めることができます。
 
これが、扉を閉めた時の状態。

上からは覗かれてしまいますが、プライバシーが保たれると思います。
 
トイレはこんな感じです。

機内WiFi

さすが最新鋭の機材ということで、機内WiFiも利用できます。
 
ファーストクラス搭乗客には、プロモコードが書かれているカードが渡されて、無料で利用することができます。

1端末ひとつのパスコードなので、端末複数ある場合はその数分もらえます。

接続方法

ANA WiFi ServiceというSSID(ネットワーク名)があると思うので、それを選択しましょう。

その後表示される画面で次へ進み、

クーポンコードを選択して、

クーポンコードを入力し、

以下の画面が表示されれば、接続完了です。

通信速度計測結果


上り 24.91Mbps
下り 0.29Mbps
 
機内WiFiということを考えると、快適に利用できたように思います。

食事(VGML)

飲み物のメニューです。








今回も、あらかじめヴィーガン向けミールをリクエストしておきました。
 
飲み物のメニューの中に豆乳があったのに驚いて、前菜の時に持ってきてもらいました。

ちなみにお水はイギリスでよく飲むことのできるHarrogateだったので、何杯もいただいてしまいました。
 
出てきた料理は、こんな感じ。

ヴィーガンカレー、美味しかったです。

こちらは、和紅茶。

着陸の前にいただいた食事です。

シャンパン、白ワイン

シャンパン、白ワインのメニューはこんな感じです。


NHの定番、KRUGも健在です。
 
デザートワインが置いてありました。
 
デザートワインの提供はファーストクラスのみだそうですが、他のファーストクラスにおいても機内で甘いワインがあったのは初めてです。
 
デザートのフルーツと一緒に、いただいてみました。

飲みやすくて美味しかったです。
 
シャンパンの参考価格です。


白ワインの参考価格は、こんな感じです。



そしてこちらが、デザートワイン。

LHR着

11時間くらいのフライトで、LHRに着きました。

LHRも、全く人がいません。

イギリスには入国せず、ここからさらに乗り継ぎます。

搭乗から着陸まで、動画に収めました。

客室乗務員の方とのお話

今回、ファーストクラス搭乗客は自分一人ということで、客室乗務員の方と色々とお話ができました。
 
話を聞いていると、NHはお客さまの声をだいぶ拾っているみたいです。
 
優先搭乗の順番に始まりファーストクラス・ビジネスクラスの飲み物のメニューまで様々な形でお客さまのリクエストに出来るだけ沿うようにしているようです。
 
NHの定番・KRUGは、これを楽しみにしている搭乗客も多いので変わらず提供するそうですが、それ以外の飲み物については3ヶ月に1回くらいのペースで飲み物を見直しているそうです。
 
競合、特に日本航空(JL)との差別化を強烈に意識しているようでした。
 
KRUGもシンガポール航空(SQ)が出しているのでなかなか差別化が難しくなってきている…
 
と仰っていました。
 
ただ確かに、他では見たことのないメニューが結構ありました。
 
豆乳然り、デザートワイン然り。
 
 
妻がヴィーガンで、今度イギリスに帰省する際に
 
・NH
・BA
・JL
 
の中のどの航空会社を利用するか、事前にヴィーガンミールを食べてチェックしていると伝えたところ、
 
確かにヴィーガンミールの要望が多い(通常メニューとしておいて欲しい)という声は、特に欧米の搭乗客を中心に肌感覚としてとても多くなっていると感じている
 
と仰っていました。
 
一応ファーストクラス搭乗のお客さまの「声」として、VGMLのデザートで、フルーツ以外も選べるようにすると差別化になりますよ、と言っておきました。
 
聞いてみたかったことも色々聞いてみました。

客室乗務員の方は、検疫とかはどうしてるの?

客室乗務員の方は決められたルール内で行動する限りは、イギリス入国後も14日隔離はないそうです。
 
また日本帰国後も、海外での行動履歴を伝えてPCR検査はしないそうです。
 
現地ではホテルに缶詰めで、外には出られないとのこと。
 
出たら(ルールから逸脱したら)そこから14日隔離が始まるそうです。

スターアライアンスメンバー内での扱いに「差」はあるの?

 
客室乗務員に入る情報として、「スターアライアンスゴールドメンバー」ということはわかるそうですが、どこの航空会社の上級会員かはわからないそうです。
 
そのため、同じスターアライアンスゴールドでもUAとSQの上級会員で扱いが違うとか、そういった差は生まれないそうです。
 
そして、単に「スターアライアンスゴールドメンバー」としての情報だけなので、初めてNHに乗っているかもしれないので接客は最初は探り探りで、まずは「一見さん」の体で接客を行うとのこと。
 
そして、搭乗券の中に情報としてNHのステータス(SFCなど)を入れておくと、アプローチが多少異なるそうです。
 
少なくとも「一見さん」ではなく、NHのスタイルがどんなものかだいたいわかってくれているだろうという前提のもと、機内販売がお得になります、などの案内もするとのこと。
 
逆に言うと、今回の自分のようにスターアライアンスゴールドの情報だけ入れておくと「一見さん」的な対応をしてもらえる、ということですね。
 
SFCを持っているなら入れてくださいよ〜、と言われました^^;
 
そして、NHの情報を入れている/入れていないにかかわらず、何でも言ってくれた方が助かるそうです。
 
日系の航空会社なんだから言わなくてもわかるでしょ、というのではなくて、ちゃんとしてもらいたいことは伝える。
 
何もして欲しくなければ、「何もしないでください」と言う。
 
至極当然のことかな、と思います。
 
ですが、今回のフライトに関しては何も言ってないのに誕生日のことに触れてくれました。
 
以前NHのファーストクラスバースデーフライトでなんだか話題になった出来事があったので、変に祝って欲しくはないと思い言わなかったのですが、誕生日が近いことに氣づいてくださって、降り際に新しいパジャマとカーディガンをいただきました。
 
持ち帰っていいんですか、と聞いたからだと思うんですが、いやぁなんだか恐縮ですね。
 
言ってくれたらシャンパン開けたのに〜、とも仰ってました^^;

まとめ

今回初めてNHのファーストクラスに搭乗して、搭乗客のニーズにできるだけ応えようとするNHの姿勢、NHを選んでもらうための他社との差別化の意識に触れることができ、とても良い体験ができました。
 
こんな状況だから客室乗務員の方と色々お話できたと思うし、ファーストクラスの搭乗客だから話に付き合ってくれたのかもしれませんが、色々お話ができてよかったです。とても勉強になりました。
 
個人的なイメージでは、NHがJLに負けまいとまずいろいろ動いて、試してみて成功して、その後でJLが追随する、という感じなのですが、その原動力はまさにNHの社員の方々の「差別化」の意識が徹底しているからなのかな、と思いました。
 
今まで、NHはなんだか無機質で面白みのないイメージがありましたが、ファーストクラスに搭乗してNHとしての矜持を垣間見ることができ、そのイメージが少し変わりました。
 
常に挑戦する姿勢、自分は好きです。
 
まだJLのファーストクラスには搭乗したことがありませんが、いずれ搭乗して、違いを比べてみたいですね。
 
また11月にNHファーストクラスに搭乗する予定がありますが、その時にどこがどう変わっているか、楽しみにしたいと思います。

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ファーストクラスがなくなってしまう前に出来るだけ多くのファーストクラスに搭乗するための考え方をお伝えするファーストクラスセミナーを開催します。

Screenshot

なくなる前に乗っておきたい!ファーストクラスセミナー

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