ヒルトンの必要宿泊ポイント数を抑えるワザ

なかなか使い道の少ないヒルトンポイントをいかに効率良く使うか日々考えていますが、その中で一番効率的に使えると思われる宿泊でのポイント利用で、更に効率的な使い方を紹介したいと思います。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
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まず始めに知っておくべきこと
ヒルトンの必要宿泊ポイント数は他のホテルチェーンとは異なり、変動制となっています。
マリオットやハイアットなどは基本固定なんですが、マリオットについては2019年からオフシーズンとピークシーズンで必要ポイントが分かれることになります。
1年の中で需要が多い時には必要ポイント数を多く、需要が少ない時には必要ポイント数を少なくするよう、システムで制御しているんですね。
例えば、12月のある平日、コンラッド大阪のプレミアムキングデラックスルームへ宿泊する場合に必要なポイントは、137,000ポイント。
一方、超書き入れ時の12月24日の同じ部屋の宿泊はなんと、433,000ポイント。
ブラックアウトの日付を設ける代わりに、こんな感じで必要ポイント数の増減を制御しています。
ヒルトンの場合は、キャンペーンなどを利用すれば1ポイントをJPY0.6くらいで購入することができるので、いずれの場合も普通にお金を出した方がお得にはなりますが・・・^^;
ポイント数を抑えるには
さて、宿泊のための必要ポイント数についての仕組みがわかったところでいよいよ本題です。
宿泊するためのポイント数を抑えるには、長い期間宿泊すればいいんです。
それも、5泊以上。
ヒルトンは、ポイントを利用して宿泊をする場合には5泊目が無料となるのですが、これと上述の変動制のポイント数をうまく組み合わせると通常の必要ポイント数よりも少なく宿泊ができます。
例を見てみましょう。
一泊あたりの宿泊費が高くてなかなか手の出ないコンラッド大阪ですが、週末を含むある連続した5日のキングプレミアムビュールームの必要ポイント数はそれぞれ以下のとおりです。
(2018/9/28現在)
・2019/3/29 – 3/30 : 268,000ポイント
・2019/3/30 – 3/31 : 291,000ポイント
・2019/3/31 – 4/1 : 268,000ポイント
・2019/4/1 – 4/2 : 433,000ポイント
・2019/4/2 – 4/3 : 433,000ポイント
こんなことをする人はいないと思いますが、1泊ずつ別々にこの5日間で予約をした場合は、全部で1,693,000ポイントかかります^^;
続いて、4泊連続で一気に予約した場合はどうなるのでしょうか。
・2019/3/29 – 4/2 : 268,000ポイント / 泊
となり、合計1,072,000ポイントとなります。
この場合は、期間中最も少ないポイント数が基準となって x 宿泊数となります。
なので、1泊ずつ予約する場合よりも必要ポイント数を抑えることができます。
更に、5泊予約した場合にはどうなるのでしょうか。
こちらも変わらず、
・2019/3/29 – 4/2 : 268,000ポイント / 泊
で、1泊分無料となるので合計1,072,000ポイントとなります。
今回はコンラッド大阪という非常に必要ポイント数が大きなところの例を出してしまいましたが、世界中どこのヒルトンでも考え方は同じです。
まとめ
ヒルトンの宿泊ポイント数は、異なるポイント数で2泊する場合はその最も高いポイント数で全泊予約しなければいけないので注意が必要です。
例えば上記の例で言うと、2019/3/31 – 2019/4/2まで2泊する場合、必要となるポイントは701,000ポイントではなく、433,000 x 2の866,000ポイントとなります。
こう言う場合には、1泊ずつ予約した方がお得となります。
今回紹介したワザはなかなか頻繁には使えないかもしれませんが、貯まったヒルトンのポイントを一気に使う時なんかには応用ができると思います。
特に自分は、年末にイギリスで5泊以上することが必ずあるので、色々狙いながらポイントを効率よく使っていきたいと思います。