日本航空(JL)のマイレージをお得に使おう(国際線)
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke / プリドー安斎亮介)です。
JALのマイレージプログラムについては色々解説されているサイトがありますが、自分はJLマイレージ初心者なので、勉強の意味も込めてJLマイレージのお得な使い方を紹介します。
この他にももっとお得な使い方をご存知の方、こっそり教えてください^^;
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JLフライトの日本 – ヨーロッパ
JLフライトで行くことのできるヨーロッパの都市は、
です。
必要マイレージ数
上記都市へ行くのに必要なマイレージ数は以下の通りです(往復)。
キャビンクラス | 通常 | 曜日限定割引 |
---|---|---|
ファースト | 160,000 | 140,000 |
ビジネス | 110,000 | 90,000 |
曜日限定割引が適用される日に搭乗すれば、ANA(NH)の必要マイレージ数よりもお得に飛べることもありそうですね。
JLフライトの日本 – 北米
JLフライトで行くことのできる北米の都市は、
です。
必要マイレージ数
上記都市へ行くのに必要なマイレージ数は以下の通りです(往復)。
キャビンクラス | 通常 | 曜日限定割引 |
---|---|---|
ファースト | 140,000 | 120,000 |
ビジネス | 100,000 | 85,000 |
東海岸の(BOS)と西海岸のSFOで同じ必要マイレージ数なので、東海岸へ行った方がお得感がありそうです。
ASフライトのアメリカ西海岸・カナダ3都市
最近JLは、アラスカ航空(AS)とマイレージの提携を開始しました。
これにより、ASフライトで
1,000マイルまでのフライトであれば、ASのエコノミークラス15,000マイル、ビジネスクラス35,000マイルで3都市を周遊できます。
しかも、乗り継ぎではなくストップオーバーで。
例えば、バンクーバー(YVR)-シアトル(SEA)-ポートランド(PDX)という旅程は合計256マイルなので、それぞれの都市に24時間以上滞在して15,000/35,000マイルで旅ができます。
片道旅程でも間に1都市入れても同じ必要マイル数なので、より多くの都市をまわっちゃいましょう 🙂
EKフライトの日本 – ドバイ(DXB)
JLは、ワンワールドメンバー以外の航空会社とも独自に提携を結んでいます。
上で紹介したASもそうですが、エミレーツ航空(EK)もその一つです。
EKといえばドバイ。
豪華な機材とサービスの良さでも有名です。
必要マイレージ数
EKフライトでDXBへ行くのに必要なマイレージ数は以下の通りです(往復)。
キャビンクラス | 必要マイレージ数 |
---|---|
ファースト | 100,000 |
ビジネス | 65,000 |
さらに、DXB乗り換えのヨーロッパ方面などへも、お得に登場することができます。
ローマ(FCO), ミラノ(MXP), ロンドン(LHR/LGW), マドリード(MAD)といったヨーロッパ各地から、南アフリカのヨハネスブルク(JNB)へも
・ビジネスクラス、日本からの往復100,000マイル
・ファーストクラス、日本からの往復155,000マイル
というマイレージ数で行くことができます。
JLの必要マイレージ数は距離に応じて変わるのですが、往復のマイル数が
14,001 – 20,000マイル
が上記必要マイレージ数にあてはまります。
なので、ヨーロッパ各地と南アフリカが同じ必要マイレージ数なんですね。
JL, PG, EKフライトの日本 – バンコク(BKK), モルジブ(MLE)周遊
JLは、タイのリージョナルキャリア・バンコクエアウェイズ(PG)とも提携を行っています。
主にバンコク(BKK)からの国内線の運航を行っているのですが、モルジブ(MLE)にも就航しています。
普通にJLマイレージのみを利用してMLEに行くとしたら
・JLフライトで日本 – BKK
・PGフライトでBKK – MLE
となり、それぞれの往復特典航空券を予約するようになると思います。
それぞれの区間で必要なマイレージ数(ビジネスクラス往復)は、
・日本 – BKK : 60,000マイル(曜日限定割引)
・BKK – MLE : 42,000マイル
となり、102,000マイル必要ですが、ちょっと工夫をして、MLEから日本に帰ってくる際のフライトをDXB乗り換えのEKフライトにすると、もうちょっとマイレージを足すだけでEKのビジネスクラスを楽しむことができます。
その場合の必要マイレージ数(ビジネスクラス)ですが、
・日本 – BKK片道 : 40,000マイル(曜日限定割引は適用できません)
・BKK – MLE片道 : 21,000マイル
・MLE – 日本片道 : 63,000マイル(DXB乗り換え)
となり、合計124,000マイルで済むことになります。
これだけの都市をビジネスクラスで、124,000マイルで移動できてしまうのはすごいですね 🙂
さらに、DXBで24時間以内の滞在ができるので、フライトによってはDXBも少し楽しめるかもしれません 🙂
それぞれの旅程は、一気に予約せずに別々に予約する(いわゆる「別切り」)必要がありますので、ご注意ください。
※補足 : EKフライトの必要マイレージ数について、Ollieさんから上記ご指摘をいただきました。
ドバイ・EKのことはOllieに聞け!ですね。ありがとうございます 🙂
JJフライトのニューヨーク – ブラジル
南米のLATAMブラジル航空(JJ)もワンワールドメンバーなので、JLのマイレージを利用することができます。
ニューヨーク(JFK)とブラジルのサンパウロ(GRU) / リオデジャネイロ(GIG)間の往復必要マイレージ数は以下の通りです。
キャビンクラス | 必要マイレージ数 |
---|---|
ファースト | 100,000 |
ビジネス | 65,000 |
先ほどの日本 – 北米の必要マイレージ数と合わせると、日本とブラジルの間を往復で最低
で搭乗できます。
S7フライトの日本 – 極東ロシア
あなたは、S7航空(S7)という航空会社をご存知ですか?
ロシアの航空会社なのですが、アエロフロート・ロシア航空(SU)の影に隠れていて存在感のない航空会社ですが、れっきとしたワンワールドメンバーです。
日本にも就航していて、成田(NRT)とウラジオストク(VVO)/ハバロフスク(KHV)の間を運航しています。
また、関西空港(KIX)からもVVOへの定期便が就航するようになりました。
エコノミークラスですが往復20,000マイルでVVO/KHVへ行くことができます。
下手な国内へ行くよりも少ないマイレージ数です。
何気に気になっている場所なんですが、ロシアへ行くにはビザが必要なのでちょっと面倒です^^;
まとめ
何となくの感覚ですが、JLマイレージは距離が長い方面だとお得なのかなという感じです。
また、JLとEKフライトの相性も(今のところ)良いですね。
ANA(NH)と違って片道での特典航空券予約もできるので、他のマイレージプログラムとの組み合わせで利用することが可能です。
JLは不定期に必要マイレージ数の割引キャンペーンをやっていて、数多くの方面が対象となっています。
こういったキャンペーンをうまく使って、3年という期限がある中うまくマイレージを使いたいですね。
(工夫をすればこの期限も実質なくなりますが)
各提携航空会社ごとの必要マイレージ数及びキャンペーンの情報は以下のURLから確認することができます。
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/
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