イベリア航空(IB)が成田(NRT)線に再就航しています

イベリア航空(IB)が、成田(NRT)線の再就航をしています。
機材と特典航空券での取りやすさなどをお伝えします。
機材は
この路線は2020年以来の再開となり、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスを備えたエアバスA350型機で、週3便運航されます。
NRT路線は、IBがアジアでのネットワーク拡大を目指す計画の一環であり、2023年12月にマドリード(MAD) – ドーハ(DOH)線を開設したのに続く展開となります。
MAD – NRT線は、IBの運航スケジュールの中で最長路線となり、MAD発は約14時間、NRT発の復路は約16時間のフライト時間となります。
両便とも東回りのルートを取るため、IBは地球を一周する形で運航することになります。
ということで、残念ながら自分は搭乗することができません。
週3便の運航で、初年度は約9万席を提供する予定です。
IB281 MAD – NRT : 毎週木・土・日曜 11:55発、翌日10:15着
IB282 NRT – MAD : 毎週月・金・日曜 11:55発、19:45着
NRT線は、1986年にバルセロナ(BCN)とムンバイ(BOM)で2回の経由をする形で就航しましたが、1992年以降、エアバスA340や改良型ボーイングB747の導入により、1998年まで直行便が運航されました。
その後、2016年に再び直行便を開設し、2020年まで運航を続けましたが、国際線の一時運休を余儀なくされました。
そして今回、4年ぶりにこの歴史ある路線が復活しました。
エアバスA350というのがよいですね。
特典航空券の空席状況
NRT線がマイレージで予約できるか見てみました。
まずは、本家のIBのサイト。
あまり空いていないですが、エコノミークラスなら空きがあります。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)も、同じIAGグループということで同じ空席でした。
ですが、IAGグループでもなんでもないアメリカン航空(AA)だと、ビジネスクラスが空いているという不思議。
もしかしたら予約してみると空いていないかもしれませんが、AviosだけでなくAAも見てみると良いでしょう。
まとめ
IAGグループとして、BAがHND線に就航していますが、IBの再就航で、ルフトハンザグループの戦略を思い出しました。
LH(盟主)はHND線、LX/OS(サブ的な立ち位置)はNRT線で、ざっくりと「ヨーロッパ」行きの路線を展開する。
カタール航空(QR)とIBがサブ的な立ち位置のイメージですが、QRはBAに取って代わってIAGグループの盟主となることができるでしょうか。
ちなみに、8月にスペイン・バスク地方でオフ会を開催しますが、もちろんIB直行便は利用しません(できません)。
中東まで適当に行って、中東発でスペインを目指そうと思います。