IHG One Rewardsの規約が一部変更

IHGは、ポイントプログラムの上級会員特典マトリクスと規約を更新しました。
改悪なのか?
改悪なのか?
改悪なのか?
お伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
改悪概要
今回のルール変更は、改悪です。
改善は、一つしかありません。
・上級会員の優先チェックイン特典の廃止
・無料朝食から一部の商品を除外することが可能
・アンバサダー週末宿泊券の料金でスイートのアップグレード特典は使用できない
・特典予約をキャンセルする権利を有する
・特典宿泊予約を第三者へ譲渡可能
という感じです。
優先チェックインは、特典マトリックスから削除されました。
ダイヤモンド会員+1様分の無料ホットブレックファストから、一部のメニューを除外することができるようになりました(特産品や地元をテーマにしたメニューなど)。
インターコンチネンタルアンバサダーの特典である週末1泊無料特典のレートでは、スイートルーム確約アップグレード特典は利用できなくなりました。
また、リワードナイトのポイント価格が誤って表示された場合、予約を強制的にキャンセルしてポイントを払い戻す権利を有する、という風になってしまいました。
このような事態が発生した場合、会員にはその旨が通知されます。
改善が一つだけ。
中華圏以外では、リワードナイトの予約で2人目のゲストとして記載されている宿泊客は、会員本人が宿泊しなくてもリワードナイトの予約で宿泊することができます。
ただし、2人目の宿泊客は18歳以上であり、有効な身分証明書とクレジットカードを提示する必要があります。
予約手続き中に2人目のゲストの名前を追加することで、特典予約をプレゼントすることができ、中華圏(本土、香港、マカオ、台湾)での宿泊を除き、IHGに連絡する必要はありません。
まとめ
上級会員特典のマトリクスはこちらから、規約はこちらから確認できます。
やっぱり、改悪だらけでした。
残念ながら、朝食の特典についてはホテルの裁量によって提供するものを制限できるようになってしまいました。
今まで提供されていた豪華な食事が、無料では提供しないようにするホテルも出てくるでしょう。
優先チェックインがなくなったのも残念です。
またIHGが特典チャートを公表しておらず、1泊10,000ポイントから250,000ポイントまで幅がありますが、IHGは何をもって必要ポイント数が「誤り」と判断するのでしょうか。
通常JPY100,000くらいするインターコンチネンタルが35,000ポイントで予約できるような場合でしょうか。
まぁ、ホテルは営利を追求する組織ですから、損になることはしないようにルールを変更するんでしょう。
ルールは守るものではなく、変えるものですからね。
コロコロ変わるルールを律儀に守って振り回されるのではなく、「変わる」ルールを最大限こちらに有利になるように活用できるよう、考えていきたいものです。
なお、規約を読んでいて氣がついたのですが、ステータスに必要な泊数を超えての宿泊は、翌年に繰り越しができるんですね。
今まで、繰り越しできないと思ってました。
規約はやっぱり、読むべきだと思います。
LEAVE A REPLY