大韓航空(KE)が機内Wi-Fiのサービスを開始します

2023年、大韓航空(KE)がついに機内Wi-Fiを導入することになりました。
KEに搭乗するときの不満が一つ、解消されそうです。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasened Travellerです。
対象の機材
大韓航空(KE)は、全機種でWi-Fiを導入します。
機内Wi-Fiの導入を間もなく開始すると発表しました。
まず、2023/6/1からボーイング737 MAX 8の航空機で利用できるようになる予定です。
その後、エアバス A321neoやボーイング B787-9など、他の機種の機内にもWi-Fiを拡大する計画だそうです。
最終的にはすべての国際線でWi-Fiを提供する計画ですが、実現するまでのスケジュールはまだ共有されていません。
全機種にWi-Fiが搭載されるまでには、まだ何年もかかると思われます。
価格
機内Wi-Fiの価格を発表しています。
メッセージングパスとストリーミングパスがあり、フライトはどれくらいの距離を移動するかに応じて価格が設定されています。
・長距離線 : メッセージングは全フライトでUSD5.95、ストリーミングは2時間でUSD10.95、全フライトでUSD20.95
・中距離線 : メッセージングは全フライトでUSD4.95、ストリーミングは2時間でUSD10.95、全フライトでUSD13.95
・短距離線 : メッセージングは全フライトでUSD4.95、ストリーミングは全フライトでUSD11.95
一方、「距離別」の定義は以下の通りです。
・長距離線 : アメリカ大陸、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、中近東へのフライト
・中距離線 : 東南アジアと中央アジアへのフライト
・短距離線 : 日本、中国、北東アジアへのフライト
なぜ導入が遅れたか
では、なぜKEはこれまで機内Wi-Fiを導入してこなかったのでしょうか。
2016年当時、KEの技術責任者がこのように答えています。
旅行中、人々のコンテンツやエンターテインメントへの期待はどのようになるでしょうか?
私は、乗客が機内コンテンツやインターネット接続オプションに対して、地上での接続と同じような期待を抱いていると考えています。
例えば、韓国では、無線インフラが非常に進んでおり、既存の商業衛星技術に基づく機内インターネットサービスは、彼らにとっては期待外れです。
それが、大韓航空が機内インターネットを導入していない第一の理由です。
つまり、最先端技術に慣れている韓国人にとって、その速度があまりにも期待外れだから、というのが基本的な説明だったそうです。
確かに、韓国においてはインターネットは高速ですね。
まとめ
いまのところ、機内Wi-Fiを搭載したKEに搭乗する予定はありません。
これまではKEに搭乗してもWi-Fiが利用できなかったので、ちょっと困った時もありました。
仕事で使うこともあるので、たとえ有料でも機内Wi-Fi設備のある航空会社を選びたいと思っていますが、これからはKEも選択肢に入ってきそうです。
Wi-Fiのスピートチェックもしなければいけないです。
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