カタール航空(QR)のAvios採用によりAviosの獲得・マイレージ予約ができるようになった航空会社

2022年3月、カタール航空(QR)は自社のマイレージとしてAviosを正式に採用しました。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とQRのアカウントをリンクし、Aviosを1:1の比率で行き来することができるようになりました。
カタール航空(QR)がAviosへ移行。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosとの相互移行方法
QRのアカウントさえ開設すれば、多くの新しいAvios獲得・使用オプションが利用できるようになりました。
QRのAvios採用でAviosの獲得・マイレージ予約ができるようになった航空会社を紹介します。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
新規提携航空会社
ワンワールドの提携航空会社はすでに、Aviosを獲得・利用することができるので割愛します。
バンコクエアウェイズ(PG)
BAはバンコクエアウェイズ(PG)とコードシェア契約を結んでいましたが、BAがバンコク便を廃止したため、失効してしまったのかもしれません。
QRの場合は、PGのすべてのフライトでAviosを獲得することができます。
また、QRのAviosでPGのフライトを予約することも可能です。
jetBlue(B6)
jetBlue(B6)は現在、ロンドン・ヒースロー空港(LHR)とロンドン・ガトウィック空港(LGW)からボストン(BOS)とニューヨーク(JFK)に就航しています。
B6はアメリカン航空(AA)と提携していますが、大西洋横断路線は競争上の理由からマイレージ獲得対象外となっています。
QRでは、B6の大西洋横断便でAviosを獲得することができます。
ただし、QRのAviosを利用してB6フライトを予約することはできません。
LATAM(LA)
中南米の航空会社LATAM(LA)は、2020年までワンワールドに加盟していたため、Aviosを獲得・利用できていました。
ですが、デルタ航空(DL)から資金提供を受け、資本参加したため、ワンワールドを脱退となりました。
ワンワールドを離れても、LATAMに搭乗すると、BAのAviosを獲得できます。
ティアポイントは貯まりません。
ただし一定の例外があります。
ペルー、チリ、エクアドル、アルゼンチン国内を運航するLA便では、BAのAviosを獲得することができません。
QRについてはAviosを獲得するための例外は明記されていないため、Aviosを獲得するために、BAではなくQRに加算しても良いでしょう。
LAフライトは、QRのAviosで予約することができます。
BAでは交換できませんが、イベリア航空(IB)のAviosでも予約が可能です。
ミドルイースト航空(ME)
ミドルイースト航空(ME)は、レバノンの国営航空会社です。
MEでは、QRのAvios獲得と利用の両方が可能です。
ただ、MEはスカイチームメンバーなので、自分はFlying Blueに加算してしまうでしょう。
オマーン・エア(WY)
残念ながら、オマーン・エア(WY)とQRとの提携は非常に限定的です。
ドーハ(DOH)とマスカット(MCT)の間のフライトでしかAviosを獲得・予約できません。
ルワンダ航空(WB)
キガリ(KGL)を拠点とするルワンダ航空(WB)は、わずか12機の航空機を保有する非常に小さな航空会社です。
しかし、この航空会社はブリュッセル(BRU)経由のロンドン・ヒースロー(LHR)に就航しています。
WBのフライトで、QRのAvios獲得および特典予約ができます。
ヴァージン・オーストラリア(VA)
ヴァージン・オーストラリア(VA)は、QRのAviosパートナーとして、最も新しいパートナーです。
2022年7月より、QRのAviosをVAフライトで獲得・Aviosで予約できるようになりました。
まとめ
上記の航空会社ではティアポイントは獲得できませんが、QRのAviosを獲得できるのでQRに加算 -> BAに流す、ということも可能です。
PGなんかは特に、加算するところがJLくらいしかなかったので、新たな選択肢として十分に考えられると思います。
WBもワンワールド入りの噂がありますが、ルワンダにも行ってみたいなぁと思っています 🙂
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