ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)の新しいエアバス A320機材

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、短・中距離路線の航空機の客室を一新する計画を発表した。
ヨーロッパの「ビジネスクラス」に変化はあるのでしょうか?
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
エアバスA320型機38機に新キャビンを導入
2025年春、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は38機のエアバスA320型機に新キャビンを導入する予定です。
これらはすでに就航している機体で、ルフトハンザが “新しい革新的なキャビン”と呼んでいるものが採用されます。
この新しいA320型機のキャビンは、
・エアバスの新しい大型オーバーヘッドビンが採用され、40%大きくなり、キャリーバッグを2倍収納できる
・エアバスA320neoやエアバスA321neoなどの新型ナローボディ機にUSBポートを装備している
・各座席にタブレットとスマートフォンのホルダーを設置
・人間工学に基づいた背もたれの形状により、同じ座席間隔でより広い足元スペースを提供
という感じになるそうです。
座席そのものというよりは、より痒いところに手が届く変更となるようですね。
LHはまだ、新しいキャビンの写真を公開していません。
LHは2023年9月現在53機のエアバスA320(エアバスA320neoではありません)を保有しており、大部分はA320は今後も長く残るでしょう。
ヨーロッパの航空会社が、機内持ち込み制限の厳しさを考慮し、より大きな頭上荷物入れを導入するのは良いことだと思います。
まとめ
LHの公式発表はこちらです。
https://newsroom.lufthansagroup.com/en/lufthansa-equips-short–and-medium-haul-aircraft-with-new-cabins/
LHがA320型機の再構成を開始するのは早くても1年半後であり、だいぶ早い発表に思えます。
とはいえ、細かい変更を行う意思があるのは評価したいところです。
ちょうど先日、LHの「ビジネスクラス」に搭乗して来ましたが(記事にはしません)、競合他社の「ビジネスクラス」に比べて背もたれがちょっとだけ長かったような氣がしました。
来年からスターアライアンス修行をしようと思っているので、長い修行でLHに搭乗せざるを得ない場面も出てくると思います。
LHに搭乗するのは、2025年以降シートが新しくなってからかな。
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