アコーとパリ・サンジェルマン(PSG)のPVに出演させていただきました!

オランダ・アムステルダム空港(AMS)で新しい税が徴収されます

オランダ・アムステルダム空港(AMS)で新しい税が徴収されます

2024年以降、アムステルダム・スキポール空港(AMS)においては年間フライト数が大幅に削減されることになっています。
 
そして今、オランダ政府は乗継旅客に対する新たな課税の導入を計画しており、これによりAMSでの乗継しづらくなってしまいます。
 
詳細をお伝えします。
 
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。

乗り継ぎ旅客にも課税

オランダ下院の過半数が、アムステルダム・スキポール空港(AMS)で乗り継ぐ旅程の予約コストを大幅に引き上げる動議を承認しました。
 
具体的には、AMSで乗り継ぐ乗客は新たにオランダの州税を支払う可能性があり、その収益はエネルギー税の減税に充てられることになっています。
 
まだ最終決定には至っておらず、法制化に関しては今後数週間でどうなるか。
 
ちなみに2023年9月現在、オランダ発の旅客は「オランダ州税」を支払っており、その額は片道役JPY4,100くらいです。

(TAXコード : VVの税です)
 
2023年9月現在、乗り継ぎの乗客はそれを支払う必要はありません。
 
アムステルダム(AMS)から成田(NRT)の直行便を利用する場合に支払うが、パリ(CDG)からAMS乗継で成田へ行く場合は支払う必要はありません。
 
これが実施された場合、AMSで往復乗り継ぐ乗客はJPY8,000くらいの税金を余分に支払うことになります。
 
これは、特に競合状況を考慮すると、かなりの金額です。
 
新たに導入される税金は、AMSをハブ空港としているKLMオランダ航空(KL)の路線網の競争力を低下させるでしょう。
 
AMSを経由するすべての往復乗り継ぎ旅程に税金が加算されれば、他のヨーロッパの空港では乗り継ぎ客に同じ税金を課していないためAMSを利用しない旅程を組むことになるでしょう。
 
オランダ政府が気候目標を設定し、その目標を達成するために実際に行動を起こそうとしていることは良いとしても、ちょっと高いですね・・・。

まとめ

この税金が導入されると、自分のスカイチーム修行にも少なからず影響が出て来てしまいます。
 
エールフランス航空(AF)とKLを組み合わせた旅程が結構効率よくXPを獲得できているのですが、AMSで乗り継いだ場合に税金が徴収されるとなると、効率が悪くなってしまいます。
 
今のうちに、来年の修行フライトの予約をしておくか・・・。

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